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© 鈴木有布子/ソルマーレ編集部 © TOKYO MX
長妻 僕は自分から告白したいタイプなのですが、もし告白されるとしたら直接ストレートに伝えてもらえたらうれしいです。最初にメッセージで送られた後、電話で告白されて、その後に会いに来てくれて、そのままお泊まりして、次の日は仕事が休みなので1日ダラダラと過ごして、2人で犬の散歩をして、おばちゃんに「いいカップルね~」と話し掛けられつつ、帰りは手をつないで帰るのが理想です(笑)。
川津 梶さんが瑞月に後ろからハグして「頑張ったな。つらかっただろ」と言うシーンがあって。自分がひたむきに頑張っていて、それを見守ってくれているなと感じるシーンはうれしかったですし、すてきだなと思いました。
長妻 小学校のときにチョコを20個もらいました。お返しにクマのぬいぐるみをお母さんが買ってきてくれたのですが、白色と茶色と白茶のミックスの3種類があって、それをお母さんと車で回って配り歩いていたら、女の子の間で「私は茶色だった」「私は白茶のミックスだった」みたいな話になって、どのぬいぐるみが本命なんだと、一悶着(ひともんちゃく)があった事件がありました (笑)。仲良し3人組の女の子がいて、みんなから告白されたこともあったなあ…。
川津 すごい伝説ですね。私は友チョコが流行っていたので、姉や母に手伝ってもらってクラス全員分を手作りしたり、ラッピングした思い出があります。小学校の高学年の頃は好きな人ができて、お家までチョコを届けに行きました。おいしいクッキーのようなお菓子のお返しをいただいたのですが、やっぱりその男の子もお母さんが買ってくれていたのかなと思います (笑)。
長妻 この物語は、ばくだん丼のような魅力があるなと思います。ばくだん丼は納豆やオクラ、マグロが入っていますが、オクラやマグロのように一見縁のなさそうなパティシエとランナーが出会って、うまく噛み合わなかったり、摩擦がありながらもネバネバやぬるぬるが補い合って(笑)、すごくすてきな、おいしい物になる、そんな作品だと思います。
川津 瑞月はネガティブで警戒心が強いところがあるのですが、梶さんがチャラいように見えて自分の中の信念があるというのが話を通して分かってきて2人の関係性が縮まる瞬間があるので、そこが見どころです。毎話スイーツが出てくるのですが、おいしそうにキラキラ輝いて見えるように工夫しながら撮影したので、そこも見ていただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/小宮山あきの)

「Sugar Sugar Honey」© 鈴木有布子/ソルマーレ編集部 © TOKYO MX
ドラマ「Sugar Sugar Honey」はTOKYO MXで毎週月曜よる10時から、テレビ大阪で毎週深夜1時から放送中。
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