のん「本当に現実世界にもこんな場所があったらいいなと思うような、幸せが詰まった作品」 「ポケモンコンシェルジュ」【インタビュー】

2023年12月29日 / 10:00

-2023年を振り返って、どんな思いがありますか。

 私の中ではチャレンジをした年で、いろんなことをやり尽くして、頑張ったなと思う年です。数年ぶりにフルアルバムを出したのですが、どういうふうに発表しようかとか、どういうビジュアルを作ろうかとか、すごく悩みましたが、自分の今までやってきたものを全部詰め込んだ集大成的なものができたので、それに対する思いが強いです。あとはアートの部分でも、展覧会を久しぶりにやって、自分のリボンアートを突き詰めていこうという年になりました。

-「あまちゃん」(13)の再放送も好評でしたね。

 やっぱりたくさんの人に愛されている作品だなと思ったし、改めてすごい作品に出させてもらったと実感しました。新しく見てくださった方や、再放送で見てくださった方もいて、ずっと愛され続ける作品なんだなというのを感じました。

-10年前の自分を見てどう感じましたか。

 めっちゃいいなと思いました。快活で自由なところが前面に出ていました。それはいい演技ができるように現場が整っていたからだと思います。それから、作っているスタッフの皆さんやキャストの皆さんのとのやり取りが面白くて、毎日が面白かったというのが素直に演技に表われています。あとは、むちゃな脚本に対してよくやったな、宮藤(官九郎)さんにむちゃぶりをされたのをちゃんとかみ砕いて演技をしているなと思いました。改めて自分ってすごいなと思いました(笑)。

-この作品は癒やし系ですが、のんさんは疲れた時にどんな癒やしを求めますか。

 今は温泉に行っています。そんなにたくさん行っているわけではないですけど、調べていて、ここもいいなという所がいっぱいあります。岩手とかだと、大自然の中に温泉宿があって、外に出たら湖が広がっていたり、森の散歩コースがあったり。温泉と自然がセットで楽しめたので、すごくよかったです。最近自然のよさが分かるようになりました。

-最後に作品の見どころも含めて、視聴者に向けて一言お願いします。

 ご家族で見て幸せな気持ちになれる作品だと思います。現実世界にこんなふうにポケモンリゾートがあったらとか、ハルちゃんみたいにポケモンコンシェルジュとして働いたら楽しそうだなとか、そんなふうに考えると、幸せな気持ちになれる作品だと思うので、年末年始にご家族と一緒に楽しんでいただけたらいいなと思います。

-今回は4話でしたが、もっとやりたかったのでは?

 今回のストップモーション・アニメーション、監督に「1日にどれぐらい撮れるのですか」と聞いたら、「4秒です」と…。その苦労を考えると、もっとやってほしいとか、そういうわがままなことは言えません。

(取材・文/田中雄二)

Netflixシリーズ「ポケモンコンシェルジュ」独占配信中 (C) 2023 Pokemon.
(C)1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

  • 1
  • 2
 

関連ニュースRELATED NEWS

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

舞台「キングダムII ―継承―」三浦宏規・高野洸・山本千尋・山口祐一郎、「死力を尽くさなければいけない」作品に再び挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月12日

 累計発行部数1億2000万部を突破した、原泰久による大ヒット漫画を原作とした舞台の第2弾となる「キングダムII ―継承―」が、8月9日から上演される。本作は、苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の少年・信と、のちの始皇 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第22回「播磨大誤算」戦国の世の難しさを印象付けた播磨攻略戦【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年6月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。小一郎と秀吉が播磨攻略に難渋する様子を描いた6月7 … 続きを読む

山本耕史、「RENT」に続き全編英語上演に挑む「ゼロからのスタートだけどやるしかない」 日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月11日

 山本耕史が、ゆりやんレトリィバァとブロードウェイで活躍するキャストとともに挑む、日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」が、8月19日から上演される。本作は、1997年に映画をもとに誕生し、トニー賞作品賞を含む9部門にノミネー … 続きを読む

吹越満 俳優になった理由は「映画に出たかったから」昭和の文豪・谷崎潤一郎原作の『鍵』で主演【インタビュー】

映画2026年6月10日

-久しぶりの主演作を経験し、お芝居について改めて気づいたことはありますか。  今後は、今までとは違うお芝居のアプローチに挑戦していってもいいのかな、と考えるきっかけになった気がします。現場で「ああすればよかった」、「こうすればよかった」とい … 続きを読む

【映画コラム】5月の公開映画から

映画2026年6月5日

『サンキュー、チャック』 (5月1日公開)★★★ チャックとは一体何者なのか  大規模な自然災害と人災が次々と地球を襲い、世界は終わりを迎えつつあった。すると、街頭やテレビ、ラジオに突如として、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい … 続きを読む

page top