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変わりましたね。ニックといえば全身黒のコートに黒いアイパッチですからね。そのイメージが今回は普通の人になってる。いつものニックじゃない。今までとは違う感覚になりました。そして老いというものにも触れています。より深く「人間ニック・フューリー」を感じることができました。
声優のお仕事は字幕を追わずに分かりやすくする作業でもあります。そして、吹き替えによって、そのキャラクターを膨らますこともできるし、逆に縮めてしまうこともある。とても緊張感のある仕事です。声優は子どもの頃からあこがれの仕事だったのでずっとやってみたいと思っていました。俳優はもちろん、自分じゃない人間になれるという意味でとてもあこがれていた仕事です。声優も外国の俳優に新たな命を吹き込んでいくというとても魅力的な仕事だと思います。しかしまさか自分が声優の仕事を続けていけるとは思ってもいなかった。そして、ニック・フューリーというキャラクターを続けさせていただいている事、とてもうれしく思っています。
「シークレット・インベージョン」は全く先が読めない展開です。どんな声の音色と息遣いでニックの吹き替えを演じるかが毎回楽しみな収録でした。
いちばん好きなのはワンダ(スカーレット・ウィッチ/エリザベス・オルセン)ですね!! 彼女の怒りの表情がたまらない! エリザベス・オルセン最高です!!
誰かを参考にしたことはないですね。自分が担当するキャラクターのイメージに合わせるのが楽しい作業です。昔から直感で声を当ててきましたね。「このキャラクターはどんな声の音色を出すんだろう」とイメージを膨らませながら声を作っていきます。声の音色を探る作業は今も昔も変わりませんね。作品によっては監督から「竹中さんの声のままで」と言われることもあります。「すぐに竹中の声だってわかったよ」って言われることもありますね。
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