倉科カナが語る幸せの定義「誰かに喜んでもらえることが一番の幸せ」 舞台「蜘蛛巣城」【インタビュー】

2023年2月20日 / 08:00

-「人間の本当の幸せの在り方とは何か」を描いた本作にちなんで、倉科さんにとっての「幸せなこと」を教えてください。

 私は誰かの役に立っているときが幸せです。あまり、出世したいとかお金持ちになりたいという気持ちはないんです。ただ、笑顔になって喜んでもらいたい。誰かに喜んでもらえることが一番の幸せなので、この仕事をやっているんだと思います。きついことも多い仕事ですが、作品を見て楽しんでもらえればすごくうれしいですし、この仕事を選んで良かったなと思えます。

-プライベートでも、例えば友達や家族など、身近な人に喜んでもらうために行動することが多いのですか。

 そうですね。特に、「家族のため」というのは大きな原動力になっているかもしれません。家族においしいものを食べさせたいとか、支えたいと思ってお仕事をしているというのもあると思います。

-では、今年の目標は?

 今年に限りませんが、流れに任せようと思っています(笑)。あまりあらがわずに、頂いたお仕事にまい進していきたいです。

-これまでは流れに任せるタイプではなかったのですか。

 これまでは、こうしたい、ああしたいとか、これを目指そうという目標をしっかりと持つようにしていました。ですが、流れに任せようと、最近、漠然と思いついたんです(笑)。自分の人生ですし、そうした直感に従ってみるのもいいかなと。楽しみながら、実験的に動いていくのも面白いのかなと思ったので、今年はそんな1年にしたいと思います。それから、4月に放送されるドラマ「隣の男はよく食べる」で主演をさせていただいたのですが、そのときの撮影がすごく楽しかったんです。スケジュールはタイトだったのですが、年齢やキャリアに関係なく、みんなで一緒に作っている感覚が味わえ、それがすごく刺激になってやりがいを感じたので、今後も自分が軸になって、いいチームで作品を作っていけたらと思います。

(取材・文/嶋田真己)

 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「蜘蛛巣城」は2月25日~3月12日にKAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉ほか、兵庫、大阪、山形で上演。公式サイト

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

見上愛「樹里ちゃんは周りを安心させる空気感を持っている」上坂樹里「愛さんが私を直美にしてくれました」主演の2人が撮影を振り返る【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年9月17日

-看護師役を演じて、看護師に対する印象が変わった部分はありますか。 見上 最初の頃は、「技術職」という印象が強く、看護婦養成所のパートが始まったときは、包帯やシーツをきちんと扱えるようにしなければ…という意識が強かったんです。でも、イベント … 続きを読む

丸山隆平「きっと誰も見たことがないものになる」 舞台「water」で挑む半自伝的作品【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月14日

 丸山隆平と、演劇団体マームとジプシーの主宰を務め、劇作家・演出家として注目される藤田貴大が企画し、作り上げる舞台「water」が9月27日から上演される。本作は、丸山の記憶の断片を散りばめながら、藤田の視点で見つけた京都という土地、そして … 続きを読む

倉悠貴 豊臣兄弟を支える軍師・黒田官兵衛を好演中「最後までしっかり演じ切りたい」【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年9月13日

-本作では戦国時代の過酷さが描かれる一方で、ユーモアのあるシーンも多いですが、その辺もお二人が空気感を作っているのでしょうか。  その点は、お二人と一緒に現場を引っ張ってくださる蜂須賀正勝役の高橋努さんの存在も大きいです。この作品は、戦国時 … 続きを読む

安田章大、『髪結いの亭主』の初めての舞台化に「人間たちの退廃感がより響くのではないか」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月9日

 1990年に公開されたパトリス・ルコント監督の代表作『髪結いの亭主』が、安田章大主演で初めて舞台化される。原作となる映画は、一人の男の純粋で偏愛的な恋心を描いたフランス映画の傑作。今回の舞台化では、原作映画を大胆にアレンジし、物語を195 … 続きを読む

【映画コラム】8月の公開映画から

映画2026年9月4日

「ミニオンズ&モンスターズ」(8月7日公開)★★★ 映画のパロディーが満載  最強最悪のボスを求めて旅を続けるミニオンズがたどり着いたのは、1920年代のハリウッド。西部劇の撮影に乱入したことから映画スタジオに入り込み、人気スターと … 続きを読む

page top