日向亘「最後の最後にとっておきの作品」小松準弥「身が引き締まる思い」「仮面ライダーリバイス」のその後の物語でダブル主演『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』【インタビュー】

2023年2月9日 / 08:00

-今回は、変身シーンも今までと少し違いますね。

小松 僕は本編では44話が最後の変身だったので、久しぶりでした。今回は仮面ライダーインペリアルデモンズに変身ということで、“インペリアルらしく”皇帝感や威厳みたいなものをちゃんと出したいと思っていました。だから、変身ポーズの基本は変わりませんが、ちょっとだけエッセンスを加えているので、ぜひそこに注目してください。

日向 今回ついに、皆さんが気になっていた「大二がリバイスドライバーで変身したらどうなる?」が実現したので、そこは見どころです。まさか、ピンクのライブ(仮面ライダーライブマーベラス)とピンクのエビル(仮面ライダーエビルマーベラス)になるとは、僕も思っていませんでしたけど(笑)。(本編の主人公である兄の五十嵐)一輝(前田拳太郎)から譲られたリバイスドライバーで変身ということで、“兄弟の絆”を感じさせる部分があっても面白いのかなと思って、変身ポーズは坂本監督と相談しながら決めていきました。

-本作はお二人にとって「リバイス」の集大成となりますが、今振り返ってみて「仮面ライダーリバイス」という作品はご自身の中でどんな位置づけになりますか。

小松 「宝物」、「財産」の一言に集約される感じです。

日向 まさにその通りで、僕の青春です。お金じゃ買えない大切なもので、皆さんとの出会いから信頼関係を築いていった時間も含め、全てが僕の宝物になりました。1年かけて壮大なお宝探しをしていた感じです。お芝居も鍛えられましたし、これから俳優として頑張っていく覚悟が芽生えた1年でもありました。

小松 男の子なら誰でも一度は願う「仮面ライダーになりたい」という思いを抱き続けたまま、僕はこの業界に入り、27歳のときに、最後の挑戦と思って受けたオーディションで、仮面ライダーをやらせてもらえることになりました。それはもちろん大きな宝物になったんですけど、やっていく中で、こんなふうに仕事でもプライベートでも信頼できる弟みたいな存在ができましたし、他のキャストやスタッフの皆さんとも、これからもきょうだいや家族のように付き合っていける気がしています。「共に人生を歩んでいく」といったらちょっと大げさかもしれませんけど、いつでも帰ってこられるホームができた感じです。

-お二人と、他のキャストやスタッフの皆さんが信頼し合っている様子がうかがえます。本作も、大二とヒロミをはじめ、さまざまな人たちの「信頼」を描いた物語なので、集大成にふさわしい作品になりましたね。

日向 そうですね。キャストやスタッフの皆さんとの出会いも、僕をすごく成長させてくれましたし、これからの人生を彩ってくれるすてきな人たちにも出会えたと思っています。

小松 すてきな締めくくりを迎えることができました。そういう出会いや経験をさせてもらえたという意味でも、「仮面ライダーリバイス」という作品は、いろんなものをくれた財産であり、宝物であり、大切な場所です。

(取材・文・写真/井上健一)

(C) 2023 石森プロ・ ADK EM ・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C) 2021 石森プロ・テレビ朝日・ ADK EM ・東映

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

柳楽優弥「川栄さんと真剣に作品に向き合ってきた」川栄李奈「柳楽さんを信頼しています」共演4度目の2人が伝説的作品に挑む『RYUJI 竜二』【インタビュー】

映画2026年10月30日

-以前お話を伺った際、柳楽さんはご自身のお芝居について「以前は自分を役に寄せていくやり方をしていたが、『浅草キッド』の後からは、自分のパーソナルな部分を役に反映させて演じるようにしている」というお話をされていました。今回、竜二という役に対し … 続きを読む

横浜流星に「流星をよろしく」の声続々 『国宝』脚本家・奥寺佐渡子が「LOST10」で感じた愛される人柄【インタビュー】

ドラマ2026年10月30日

-小駒と直の掛け合いで工夫したことはありますか。  小駒と直は年齢も職業も育ちも違い、仲良くなれる要素も、バディになれる要素も全くないと思ったので、まず2人の共通点を考えました。刑事も保険調査員も、被害者や遺族が一日でも早く安心できるように … 続きを読む

桐谷健太、「聖地X」で5年ぶりの舞台に挑む 「きっといろいろな刺激を受け、新たな感覚に出会える」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月30日

-5年前の「醉いどれ天使」以来の舞台出演となりますが、舞台にまた立ちたいという思いはずっとあったのですか。  お話をいただけるならと思っていました。ただ、役者は見てくださる方がいて、やりましょうとおっしゃっていただいてできるので、舞台に立つ … 続きを読む

丘みどり、ジャッキー・ウー監督「もっとうまく歌えと言われたことは何度もありますが、もっと素人っぽく素朴に歌ってほしいというのは初めてでした」『演歌の坂道』【インタビュー】

映画2026年10月29日

-「いい日旅立ち」を何回も歌う場面がありましたが、いかがでしたか。 丘 自分の歌手生活で、「もっとうまく歌え」と言われたことは何度もありますが、「もっと素人っぽく素朴に歌ってほしい」というのは初めてでした(笑)。そこの引き算が難しかったです … 続きを読む

「それぞれの年代で、あの時これをやっていたなという見方ができるのも面白いです」渡辺いっけい『月影のゴールデン街』【インタビュー】

映画2026年10月29日

-ほぼ小さな店内で展開していく、どちらかというと演劇的な世界でしたね。  本当に狭い空間の中に皆さんがいる感じでしたが、共演者の中には舞台畑の人もいて、共通言語が持てる人たちが多かったので、それは楽でした。自分が好きな役者さんもいたので、そ … 続きを読む

page top