エンターテインメント・ウェブマガジン
たくさんの人やもの、役柄に出会える楽しさです。自分だけでは出会えないものにも、お芝居を通して出会うことができます。毎回、(撮影が)終わるのが寂しい気持ちもあるのですが、でも、そうした経験も含めて、全てがつながって、自分といろいろなものが巡り合っていける。そこへの興味が尽きないところがお芝居の魅力なんじゃないかなと私は感じています。
いえ、全然思っていませんでした。私は自分の思いを言葉にするのがあまり得意じゃなかったんです。心の中で思っていることはたくさんあるのに、どうしたらいいんだろうとずっと考えていて…。そんなときに、映画を見ていて、誰かの言葉を借りてだったら言えるかもしれないと思うようになり、それで興味がつながって俳優にチャレンジしてみようと思いました。
うーん…目標を決めることが目標です(笑)。私は、普段から、「今日は何をしよう」「どこに行こう」と決めないんですよ。あとで振り返ったときに後悔しないように、今を一生懸命生きたいんです。常にそういう生き方をしている気がします。自分のペースで、その都度、やりたいことがあるので、それを一生懸命やりたいです。5年後、その先のことというよりは、今やりたいことに正直でいたいなと思います。
見終わった後に前向きになれる映画だと思います。私自身も、奈々を演じていて、人との関わりを大事にしたいと感じました。きっといろいろなことを感じていただけると思います。私も皆さまにお届けできることを楽しみにしています。
(取材・文・写真/嶋田真己)
『あの娘は知らない』は、9月23日から、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
公式サイト https://anoko.lespros.co.jp
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む