エンターテインメント・ウェブマガジン
岸井 私の家族のことを考えました。私は未婚なので、一番リアルに見てきたものってなると、自分の家族のことなので。家族のことはどことも比べられませんが、多分ウチの家族は仲がいいと思うんです。それでも、両親が冷戦気味のときもあったし、いろんなことを乗り越えてきたんだなというのは、一緒に暮らしていて見てきたので。ささいなことでけんかをすることもたくさんあったし、はたから見たらしょうもないと思うようなことも、本人たちにとっては大問題だったりする。基本的には母親が一方的に言っていて、お父さんがホントに裕次郎と一緒、鈍感で何で怒っているのか分からないみたいな。そういうところからチョイスして、日和を作っていきました。ウチの場合は、私が間に入るから、それがデスノートに書かない理由だと思います。「お父さん、そういうときは『ありがとう』って言わないと駄目だよね」で、うまくいく。でもチャーリーは全部見ているけど、日本語をしゃべれないから。
市井 シンプルにあるとは思います。SNSとかハンドルネームの人の悪意めいた発信が、自分に対してだけではなく、すごく嫌で。匿名だから強く言い切れる部分もあるから。ですが、この映画はそういう闇をどうにかしようという作品ではなく、時代として感じてはいましたけど、そこに重きを置いて作ったわけではないです。あくまでも自分自身の夫婦が念頭にあったので。
岸井 時代のせいにはしたくないですね。
市井 そう見えているだけかもしれないですね。どんなに親しくても向き合っていないということは、いつの時代でもあると思います。普遍的な人間関係じゃないかと。
岸井 時代じゃないと思う。確かに、時代のせいにしがちというか、しやすいとは思いますけど。あくまでも、この夫婦の例だと思います。
(取材・文・写真/外山真也)
ドラマ2026年8月14日
-今回の小駒という役をどう捉えてアプローチをしていますか。 小駒は、分かりやすいというか、正義感や行動力があって、豪胆で短絡的で、出世欲もあって、何度も異動届を出しているけど、それが認められず、地方の高齢化が進んでいる警察署の中では一番の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年8月8日
三谷幸喜が長年温めていたテーマを豪華キャストで描く、渾身(こんしん)の書き下ろし新作舞台「アメリカン・ドリーム」が8月15日からPARCO劇場で上演される。本作は、1940年代後半のアメリカを舞台に、反共産主義に基づく“赤狩り”によって告 … 続きを読む
2026年8月7日
▽年齢公開のあとに始まる韓国社会 そして、最終日前夜。 参加者たちはキャンプファイヤーを囲み、打ち解けたおしゃべりの中で、それまで隠してきた年齢と職業を、一人ずつ明かしていく。「実は◯歳です」の一言ごとに、歓声と悲鳴が上がる。年上だと思 … 続きを読む
映画2026年8月6日
-細田佳央太さんと倍賞千恵子さん。共演したお二人の印象を。 細田さんとは初共演でしたが、お芝居を一緒にさせていただいてとても楽しかったですし、初めてとは思えないぐらいの安心感がありました。細田さんが演じた涼も難しい役で、百合とはそれぞれの … 続きを読む
映画2026年8月3日
「トイ・ストーリー5」(7月3日公開)★★★ おもちゃを取り巻く“変化”を描く 持ち主の少女ボニーの成長を見守ってきたカウガール人形のジェシー。だが、タブレット端末「リリーパッド」の登場で、ボニーは画面の世界に夢中になり、おもちゃと遊ぶ時 … 続きを読む