大泉洋「根底には笑わせたいという思いが常にある」【インタビュー】

2022年7月28日 / 12:00

-この番組のほかにもMCとしては歌番組、それから本業の俳優業では大河ドラマなど、多方面から引く手あまたですが、自身ではどういったところが必要とされている部分だと思いますか。

 確かに、今回は重なりましたね。でも、どうなんだろう…。自分で言うのも何ですが、使いやすいんじゃないかな? おじさんだけど、そんなにうるさく言わないし、盛り上げてくれるだろうし、いたら便利なんじゃないですか?(笑)。司会をたくさんやっているわけでもないので、新鮮さもあるのかもしれないですね。ただ、僕自身は司会者としてやっていきたいというわけでもないので、この番組も最初はこれ以上、司会業が増えるのはどうなんだろうという思いはありました。立ち位置は気にしてはいます(笑)。

-どんな立ち位置が大泉さんの理想なのでしょうか。

 正直なところ、役者をやるにはほかの仕事は一切しない方がいいとは思います。どうしても役者の仕事をしたときに、司会をしている僕やバラエティー番組に出ているときの僕がチラついてしまうので。でも、やりたいんですよ(笑)。やりたいんだから仕方ない。僕は、まず、人を笑わせたいと強く思っている人間なんです。なので、バラエティーも司会もやめられないんですよ。それは、笑いの延長だから。司会も、僕にとっては、アーティストと絡むことで生まれる笑いを提供するという意味で「笑い」なんです。なので、「笑わせる」か「お芝居をする」かという二つ(の仕事)を今後もやりたいし、やっていくんだろうと思います。もちろん、お芝居で笑わせたいという思いもあります。僕の根底には笑わせたいという思いが常にあるんです。

-では、最後に、シーズン2で大泉さんが特に印象に残ったマスクドシンガーを教えてください。

 どの方も素晴らしいですが、ヴィーナスは本当に歌がお上手でした。ですが、彼女、ちょいちょい僕を誘惑してくるんですよ。誘惑しているつもりはないのかもしれないけれど、収録しているときに、ふと目が合うことが多いんです。この人、僕のこと好きなのかなって勘違いしながら収録していたんですが、視聴者の方にもヴィーナスが僕を誘惑していたのかどうかをぜひ、見ていただけると(笑)。僕は一人でドキドキしていましたから(笑)。

(取材・文・写真/嶋田真己)

(C)2022 Amazon Content Services LLC All Rights Reserved

 『ザ・マスクド・シンガー』シーズン2は、Prime Videoで、8月4日(木)午後8時から独占配信開始。

 

  • 1
  • 2
 

関連ニュースRELATED NEWS

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

舞台「キングダムII ―継承―」三浦宏規・高野洸・山本千尋・山口祐一郎、「死力を尽くさなければいけない」作品に再び挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月12日

 累計発行部数1億2000万部を突破した、原泰久による大ヒット漫画を原作とした舞台の第2弾となる「キングダムII ―継承―」が、8月9日から上演される。本作は、苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の少年・信と、のちの始皇 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第22回「播磨大誤算」戦国の世の難しさを印象付けた播磨攻略戦【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年6月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。小一郎と秀吉が播磨攻略に難渋する様子を描いた6月7 … 続きを読む

山本耕史、「RENT」に続き全編英語上演に挑む「ゼロからのスタートだけどやるしかない」 日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月11日

 山本耕史が、ゆりやんレトリィバァとブロードウェイで活躍するキャストとともに挑む、日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」が、8月19日から上演される。本作は、1997年に映画をもとに誕生し、トニー賞作品賞を含む9部門にノミネー … 続きを読む

吹越満 俳優になった理由は「映画に出たかったから」昭和の文豪・谷崎潤一郎原作の『鍵』で主演【インタビュー】

映画2026年6月10日

-久しぶりの主演作を経験し、お芝居について改めて気づいたことはありますか。  今後は、今までとは違うお芝居のアプローチに挑戦していってもいいのかな、と考えるきっかけになった気がします。現場で「ああすればよかった」、「こうすればよかった」とい … 続きを読む

【映画コラム】5月の公開映画から

映画2026年6月5日

『サンキュー、チャック』 (5月1日公開)★★★ チャックとは一体何者なのか  大規模な自然災害と人災が次々と地球を襲い、世界は終わりを迎えつつあった。すると、街頭やテレビ、ラジオに突如として、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい … 続きを読む

page top