エンターテインメント・ウェブマガジン
映画の序盤なんですけど、陣内孝則さんがクラッシュするシーン。あれは僕、現場でも見ていたから、よく、あんなにうまく、自分自身の安全も保ちながら臨場感のあるスピンができるなと。あれ、本物のスピードでやっているんですよ。実際に壁に当てて、というのを自分の手足のように車でやってのけている。コースを熟知しているからこそできるシーンだし、ホントにプロってすごいなと思う。あそこで何回もクラッシュしたことがあるプロのレーサーだからこそできる。命に関わるかと思うぐらいのクラッシュなのに、それを安全に、かつ迫力あるシーンにしているプロのドライバーさんは素晴らしいなと思ったシーンでしたね。逆に、俺がクラッシュしてギリギリで当たらないシーンは、壁に当たる直前で見事に止めていますからね。
コツといわれると難しいですが、僕は自身で責任を負う趣味を好みます。自分の車やバイクに乗っていて、事故って壊れたら自己責任。釣りもそうで、釣れなければ自分のせい。チームものは、連帯責任になるじゃないですか。それに対して僕がやるのは、一人一人がウェポンを持っているタイプの趣味。釣りでも車でもスケボーでも一人1個だから、自由なんです。他人に言われてやるのは嫌。だから、趣味を見つける決め手は、自由ということかな。いろいろやりましたよ。サバゲーとかもやりましたけど、誰かと戦うのは苦手なんですよ。魚とならいいけど。多分、限界がないものが好きなんでしょうね。レースもそうだし、魚もサイズは無限にいるから終わりがないんです。
こんなに車に特化した映画って、そうないと思うんですよね。『ワイルド・スピード』ぐらい。しかも、うそがないんです。CGを使っていないし、出てくるレーサーも本物のプロの方ですし、その方々が本当に乗っている車が出てくる。そういうところは通向けで、マニアの人にしか分からないかもしれないけど、でもドリフトを知らない人が見ても乗ってみたくなると思う。ぜひ映画を見て、乗ってみてください。
(取材・文・写真/外山真也)
舞台・ミュージカル2025年4月19日
女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていくヒューマンドラマシリーズ「家政夫のミタゾノ」。松岡昌宏主演で2016年にスタートし、第7シリーズまで続く人気作 … 続きを読む
映画2025年4月18日
『シンシン SING SING』(4月11日公開) 無実の罪でシンシン刑務所に収監されたディヴァインG(コールマン・ドミンゴ)は、刑務所内更生プログラムの一環である「舞台演劇」のグループに所属し、収監者仲間たちと日々演劇に取り組むことで気 … 続きを読む
ドラマ2025年4月18日
WEST.の神山智洋とTravis Japanの中村海人が出演する、土ドラ「ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~」(毎週土曜23時40分放送/東海テレビ・フジテレビ系)の第2話が4月19日に放送される。 本作は、味覚を失ったスゴ腕フレンチシ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月14日
-三浦さんには実際に兄弟姉妹はいますか。 ひとりっ子です。 -そうすると、役と自分を重ね合わせるのは難しいのでは? そうですね。なので、逆に今回はすごく楽しみで、姉妹の関係を疑似体験できるのではないかと思っています(笑)。那須さんは実際 … 続きを読む
ドラマ2025年4月13日
-ここで改めて、松平武元を演じる上で心掛けたことを教えてください。 武元は、3代の将軍に仕えた人物なので、“コテコテの徳川派”という雰囲気を出そうと考えていました。つまり、太平の世を守るため、江戸幕府を開いた徳川家康のやり方を継承していく … 続きを読む