エンターテインメント・ウェブマガジン
世界的ヒットソング満載の人気アニメーションが、さらにパワーアップして帰ってきた! 2017年に興行収入51億円超の大ヒットを飛ばした『SING/シング』の続編『SING/シング:ネクストステージ』が3月18日から公開される。劇場支配人コアラのバスター・ムーン(声:マシュー・マコノヒー/内村光良)率いる一座の新たな挑戦を描いた本作の日本語吹き替え版で、前作に引き続いて一座のムードメーカー、ブタのグンターの声を演じたのは、人気お笑いコンビ、トレンディエンジェルの斎藤司。5年ぶりに再会したはまり役への思いや、作品の見どころを聞いた。
前作も、子どもたちが見て分かりやすいお話ではあったんですけど、今回はそれに加えて、さらに大人も楽しめるワクワク感や人間模様がギュッと凝縮されていますよね。だから、「パワーアップしています」と太鼓判を押せるし、確実に面白くなっているので、自信を持って皆さんにお薦めできます。
前作が終わった後も、YouTubeでグンターがずっと踊り続けていたので、お笑いの営業をやっていると、子どもたちがグンターのうちわを振ってくれたり、グンターの写真を持って「サインください」と言ってきたりするんです。グンターがずっと生き続けている感じで、年齢とともに衰えていく僕の代わりに動いてもらっているような感覚です。だから、ますます愛着も沸きましたし、グンターには本当に感謝しています。(ハナコの)岡部(大)とか、他の人に変えられなくてよかったなと(笑)。とにかく「グンターは絶対に離さないぞ!」という気持ちです。
そうですね。一瞬、「どんな声でしたっけ?」となったんですけど、前作を見直してみたら、普段通りの僕の声だったので、特に小手先で何かする必要もなく、スッと入れました。
底抜けの明るさと、物おじせず、何にでもチャレンジするところです。周りには、センシティブでデリケートなキャラクターが集まっているんですけど、「一緒に頑張ろうよ」、「やっちゃおうよ」みたいな感じで、そういう人たちの手助けになっている。隣にいたら、皆がうれしくなるような存在ですよね。
めちゃくちゃあります。僕自身はグンターとは真逆のデリケートな人間なので、「こういうとき、グンターイズムがあればな…」とよく思いますから。
突拍子もない一言ではあるんですけど、現実の世界では、それを言うことすらおじけづいて、ためらってしまったりするじゃないですか。そこを、本当に“シンプルブレインストーミング”で、思ったことをばっと言っちゃう。だから、グンターが背中を押してくれる感じですよね。特に、日本人は“空気を読む”ことが多いので、そういった点でも参考になるな、と。
年齢を重ねた男としては、やっぱりクレイ・キャロウェイ(声:ボノ/稲葉浩志)にグッときます。
そうなんですよ。昔スターだった人間なのに、今はちょっと気持ちがすたれている…みたいなところは、「いつかこういうこともあるよな」という感じで、すごく刺さります。男なら誰でも、クレイに共感する部分はあるんじゃないでしょうか。
ドラマ2025年8月16日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、快調に進行中。本作で蔦重の妻・ていを演じているのは、今回が4度目の大河ドラマ出演で … 続きを読む
映画2025年8月15日
『鉄コン筋クリート』(06)、『海獣の子供』(19)を始め、個性的なアニメーションを次々と送り出してきたSTUDIO4℃。その最新作が、アンデルセンのおとぎ話『人魚姫』をベースに、人間の青年・ステファン(声:鈴鹿央士)と人魚王国のお姫さま … 続きを読む
映画2025年8月14日
ラッセル・クロウとリアム・ヘムズワースが共演し、戦場で孤立した若手軍曹と、彼を後方から支援する無人戦闘機のベテラン操縦官の闘いを活写したサバイバルアクション『ランド・オブ・バッド』が8月15日から全国公開された。米海軍全面協力のもと、入念 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月14日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼みなさん、こんにちは 日本の伝 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月11日
脚本家・演出家の山田能龍、いとうあさこによる劇団山田ジャパンの2025年9月公演「ドラマプランニング」にtimeleszの原嘉孝が出演する。 本作は、テレビ業界におけるドラマ制作現場を舞台とし、ほれ込んだ漫画の映像化で初のチーフ作品を担 … 続きを読む