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橋本 是枝裕和監督の『奇跡』という映画のオーディションがちょうど10歳ぐらいでした。とにかくやんちゃで、生意気で。あの頃のメイキング映像を見ると、目も当てられないほどのことを話しています(笑)。まあ、今とあまり変わっていないと思いますが、すごく活発でアウトドアが好きな子でした。千尋とは似ていないと思いますが、怖いもの知らずで、踏み出す勇気があるというところは似ていたかもしれません。
上白石 私は10歳のときはメキシコに住んでいて、人生の転換期を迎えていました。気が強くて、けんかっ早くて、アクティブだったと思います。今では考えられませんが、すごく正義感が強くて、やんちゃな子がおとなしい女の子をからかっていたら「人の気持ちが分からないの?」と言ってしまうタイプでした(笑)。そういう意味では千尋と近いかもしれません。
橋本 (原作)映画は見ていますが、まだ準備という準備はできていません。私は、原作のある作品は、原作に対する愛情を持つことが第一だと思っているので、そこさえ大切にしていればあとは私自身が千尋を作り上げていければいいのかなと思っています。見に来てくださる方、全員を満足させることはどうしても難しい。だからこそ、愛情を持って真摯(しんし)に向き合うことが大事なんだと思います。
上白石 私も繰り返し映画は見ていて、千尋がどんな顔をしているのか、どんな動きをしているのかは意識するようになりました。やはり原作にはヒントがたくさん詰まっているので、それをどれぐらい取り入れて、自分の中から生まれる感情とどんなバランスで演じるかということが大切だと思います。それから、気になっているのが、千尋の身体能力の高さ。めちゃくちゃ走りますし、転げ回りますし、体も柔らかい。なので、どんな動きを求められてもできるようにストレッチと筋トレはやっておこうと思っています(笑)。
橋本 私もやっておこう(笑)。
上白石 けがしたら大変だからね。できる限りの準備をしていこうと思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台「千と千尋の神隠し」は、3月2日~29日に都内・帝国劇場(2月28日・3月1日はプレビュー公演)ほか、大阪、福岡、北海道、愛知で上演。
公式サイト https://www.tohostage.com/spirited_away/
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