【インタビュー】「ACTORS☆LEAGUE 2021」黒羽麻璃央「野球がしたいね」から始まったビッグプロジェクト「『夢はかなう』ということを実感できた」

2021年12月11日 / 08:05

-2021年7月に所属事務所の取締役に就任しましたが、今後は作り手側にも興味があるのでしょうか。

 あくまでもメーンは役者ですが、「こういった作品をやりたい」「こういうテーマを皆さんにお届けしたい」という思いは芽生えてきています。ですが、プロデュース業はやはり大変だということにも気付いたので、アイデアや原案を出すぐらいがちょうどいいのかな(笑)。僕にはまだ荷が重いです。取締役も、先頭に立って何かをするというよりは、事務所と俳優さんたちのパイプ役になって、より円滑に「仕事が楽しい」と思える環境作りをしていきたいという思いからのことなので、自分では“事務所のいいお兄さん”ぐらいの感覚です。

-「ACTORS☆LEAGUE」についてはいかがですか。これからも定期的に開催したい?

 そうですね。できたらいいなと思っています。内容をさらにブラッシュアップして、前回を超えるものを作り、毎年恒例のイベントにしていけたらと思います。「『ACTORS☆LEAGUE』があるから頑張ろう」とモチベーションの一つになってくれたらうれしいです。きっと、僕自身にとっても大きなモチベーションの一つになると思います。それに、これまで野球を見たことがなかった方が、野球に触れるきっかけにもなると思います。今、野球の人気が低迷しているといわれていますが、少しでも野球を知ってもらえるきっかけになればいいなという思いもあります。

-最後にCDを楽しみにしているファンの人たちにメッセージを。

 この楽曲を聞いていただいて、あのときの思いをもう一度思い出してもらえたらと思います。通勤中にテンションを上げたり、寝る前に聞いていただいたりと、この楽曲が、皆さんの生活の一部になればうれしいです。もし、来年、再来年と続くようであれば皆さんと一緒にこの曲を大合唱したいと願っていますので、ぜひ聞いて覚えてください!

(取材・文・写真/嶋田真己)

「ACTORS☆LEAGUE 2021」

 「ACTORS☆LEAGUE 2021」は12月15日発売。
公式サイト https://actors-league.com

 

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