渋沢栄一と慶喜の最後のシーンは「同志として、役を超えたところで吉沢亮くんとお芝居ができた気がします」草なぎ剛(徳川慶喜)【「青天を衝け」インタビュー】

2021年12月5日 / 20:50

-1年間、1人の人物を演じたのは初めてとのことですが、草なぎさんにとってその経験はどんな意味がありましたか。

 1年もやったので、ほっとして次のステップに進めるかな、と思っていたら、じわじわと寂しくなってきて、2,3日は余韻を引きずっていました。1年間、自分の中で集中力を切らさずにお芝居できたことも、大きな自信になりました。久しぶりのテレビドラマでしたが、たくさんのスタッフの方や出演者の皆さんに本当に元気をもらいました。「もっと頑張らなきゃ」と思わせてくれましたし、僕にとっても人生のターニングポイントになったような感覚があります。

-「青天を衝け」の撮影を振り返って、一番楽しかったことは?

 吉沢亮くんという素晴らしい役者と最後までお芝居ができたことです。渋沢栄一という大変な役を、最後まで妥協することなく、自分の命を懸けて演じる。そういう亮くんの近くにいられたことは、僕にとってもすごく活力になり、「亮くんが、自分を次のステップに持っていってくれた」という感覚もあります。亮くんにとっても今回の経験は大きな財産になると思うので、最後まで走り切ったことを褒めてあげたいです。

(取材・文/井上健一)

渋沢栄一役の吉沢亮(左)と徳川慶喜役の草なぎ剛

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

山口馬木也 柴田勝家の最期は「不思議な体験でした」【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年8月30日

-劇中では、秀長と秀吉に対する「認めたくないが、認めざるを得ない」という勝家の複雑な心情が見事に表現されていました。秀吉役の池松壮亮さんとのお芝居はいかがでしたか。  仲野太賀さんと池松壮亮さんは、周囲に対する気配りを欠かさない素晴らしい俳 … 続きを読む

パク・ジョンミン「一人二役は想像以上に大変でした」韓国のヒットメーカーが「ガス人間」に続いて送り出すサスペンス・ミステリーで熱演『顔 -かお-』【インタビュー】

映画2026年8月28日

-劇中ではそんなご苦労を感じさせない名演でした。  実は、最初にオファーをいただいたのは、ドンファン役だけだったんです。でも、脚本が面白かったためについ欲が出てしまい、僕の方から「ぜひヨンギュもやらせてください!」とヨン監督にお願いしたんで … 続きを読む

【映画コラム】「生き残る」とは何か『ラスト・サバイバー』『シェルター』が描く極限の人間ドラマ

映画2026年8月28日

『シェルター』(8月28日公開)  スコットランド沖の孤島に建つ灯台を隠れ家にして、愛犬と共にひっそりと暮らす元特殊部隊員マイケル・メイソン(ジェイソン・ステイサム)。  ある日、週に一度、叔父と共に船で生活物資を届けに来る少女ジェシー(ボ … 続きを読む

安田章大「僕が演じられたのは、のんちゃんのおかげ」のん「安田さんとの出会いは衝撃でした」自閉スペクトラム症の兄とその妹役で初共演『平行と垂直』【インタビュー】

映画2026年8月28日

-お二人の息の合った現場の様子が伝わるすてきなお話です。劇中でも本当の兄妹のようで、初共演とは思えませんが、撮影中、お互いの共通点を感じたことはありますか。 安田 のんちゃんは、何かを伝えようとするとき、自分の言葉でこんなふうに伝えたいと、 … 続きを読む

井桁弘恵、幼少期のバレエの経験が今の「度胸」に 「バレエの魅力をもっと伝えたい」「SWAN -Ballet cross Reading-」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年8月28日

 ドラマ「そこから先は地獄」(日本テレビ)で主演を務め、映画『教場 Requiem』など数々の映画やドラマに出演、「おしゃれクリップ」(日本テレビ)ではMCも務める井桁弘恵。9月4日から上演される「SWAN -Ballet cross Re … 続きを読む

page top