エンターテインメント・ウェブマガジン
裁判シーンはずっと緊迫した空気が続いていました。地方の学校を借りて撮影し、3週間ぐらいキャストやスタッフの皆さんと一緒にいたので、団結力も生まれましたし、皆で現場を作るんだ、という意気込みで撮影していました。その分、毎日撮影から帰ると、電源が切れるようにバタッっと倒れこんでしまうほどで…。寝ている間も、みんなでもめる夢など、悪夢や暗い夢ばかり見ていましたし…。
ただ、その反動のように、現場の雰囲気はすごく明るくて、キャストはみんな仲がよかったんです。和気あいあいとして、本当の学校のような空間が広がっていて、今でも頻繁に連絡を取るぐらい、すてきな同志に出会えました。浮所(飛貴/野田健一役)くんや坂東(龍汰/大出俊次役)くんはムードメーカーでしたし、他の生徒とは別格の空気をまとっていらっしゃる宮沢(氷魚)さんも神原役にぴったりで…。そういう素晴らしい人たちといい作品を作りたい、苦しむほどいいものになる、と思っていましたが、仕上がった作品にその苦しさがきちんと反映されていたので、よかったなと。この現場を走り切ることができたのも、皆のおかげです。
「大人に負けるな!」でしょうか(笑)。劇中には、事件を取材する記者の茂木(悦男/橋本じゅん)さんを始め、大人と対峙(たいじ)する場面が多いんですよね。世の中には、大人の言うことがすべて正しいと思い込まされたり、知らないうちに搾取されていたりすることが、きっとたくさんあると思うんです。そういうことに対して疑問を持ち、戦ったのが涼子ちゃんです。そういう「疑問を持つことの大切さ」を、皆さんに伝えられたらと思っています。
(取材・文・写真/井上健一)
映画2024年11月22日
『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開) 真面目な税務署員の熊沢二郎(内野聖陽)は、天才詐欺師の氷室マコト(岡田将生)の巧妙な詐欺に引っかかり大金をだまし取られてしまう。 熊沢は、親友で刑事の八木(皆川猿時)の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2024年11月20日
-なるほど。では、公演が12月ということで、2024年の振り返りをお願いします。 今年は自分で掲げた目標に対しての成果も感じることができたので、充実した1年でした。これまではどこかで「やらされている」という感覚があって、自分の意志でできた … 続きを読む
ドラマ2024年11月17日
Q:合格に向けて、どのように勉強されたか教えてください。 早川 中3の2月に、予備試験を目指すぞって決めてからは、興味の赴くままがむしゃらに勉強してました。平日は、学校から帰ってきて、先ほどお話しした「伊藤塾」のオンライン授業を夜10時 … 続きを読む
映画2024年11月15日
-お2人は今回初共演となりますが、現場での様子はいかがでしたか。 八村 「シェアハウス対ユウ」という構図がある中で、共演者の方々とどういう距離感で接すればいいのか、だいぶ悩みました。でも僕は、役のために距離を取ったりすることが苦手なんです。 … 続きを読む
ドラマ2024年11月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。11月10日に放送された第四十三回「輝きののちに」では、三条天皇(木村達成)の譲位問題を軸に、さまざまな人間模様が繰り広げられた。 病を患い、視力と聴力が衰えた三条天皇に、「お目も見えず、お耳 … 続きを読む