【インタビュー】ドラマ「あいつが上手(かみて)で下手(しもて)が僕で」崎山つばさ&鳥越裕貴 お笑いコンビ役で漫才を披露「スムーズにコンビ感が出せた」

2021年10月6日 / 08:01

-撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。

崎山 キャスト同士、みんな顔見知りだったので、待ち時間に「面白いこと」をやるのが流行っていました(笑)。普段、舞台の稽古の休憩中も、キャスト同士で笑える話をしていることは多いのですが、今回は芸人の役だったということもあって、いつも以上に、笑いに貪欲になっていた気がします。セットの小道具を使って、僕と鳥ちゃんと(橋本)祥平と(田中)涼星でモノボケをして「笑ってはいけない」をやったのは特に笑いました。

鳥越 ほんわか楽しく、おのおの自由にできた現場だったと思います。いいメンバーだったなって。僕は、スケジュールの関係で後から合流したんですが、初共演の方ともすぐになじんで、つーちゃんのいうように、ずっと笑っていました。

-ドラマ放送後の12月には舞台も上演予定ですね。

崎山 すごくいい空気感で撮影ができたので、舞台がより楽しみになりました。物語的にも舞台を見据えたストーリーになっているので、きっと面白い舞台になるんじゃないかと思います。

鳥越 舞台はある意味、ホームだと思うので、楽しみです。特に漫才は、お客さんありきのものだと思うので、そのときに生まれる何かが楽しみですし、絶対に暴れようと思っています。

-ドラマを楽しみにしている人たちにメッセージを。

崎山 今回は、お笑い芸人たちが切磋琢磨(せっさたくま)して、劇場から抜け出すためにお笑いを磨いていく“芸人青春群像劇”になっています。登場人物たちの感情や行動はリアルで共感できる部分もあると思いますし、こういうご時世だからこそ楽しく笑ってもらえたらと思います。ぜひ全身で、“靴の底から”笑ってもらいたいなと思います。

鳥越 寝る前にクスッと笑って…、もしかしたら爆笑かもしれないですが(笑)。気持ち良く寝られる作品になっていると思います。その上で、人間模様も丁寧に描かれていて、次が気になるストーリーですので、ぜひ、わくわくしながら見ていただければと思います。

(取材・文・写真/嶋田真己)

ドラマ「あいつが上手(かみて)で下手(しもて)が僕で」 (C)カミシモ製作委員会

 ドラマ「あいつが上手(かみて)で下手(しもて)が僕で」は、10月6日から毎週水曜深夜0時59分に日本テレビ、10月9日から毎週土曜深夜0時55分に読売テレビで放送。

公式サイト https://www.ntv.co.jp/kamishimo

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(9)浅間神社で語る「厄よけの桃」

舞台・ミュージカル2025年12月18日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。  前回は、玉田家再興にあたり「三つ … 続きを読む

石井杏奈「人肌恋しい冬の季節にすごく見たくなる映画になっています」『楓』【インタビュー】

映画2025年12月17日

-実際に福士さんと共演してみていかがでしたか。  とてもすてきな方で、待ち時間にちょっとお話できたんですけど、すごく温厚な方でした。お芝居に関してはすごく真面目でストイックで、「このせりふはこうやって言ってみるのもありかも」というような優し … 続きを読む

染谷将太 天才絵師・歌麿役は「今までにない感情が湧きあがってきた」 1年間を振り返る【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月15日

-ご自宅でも絵の練習をされたそうですね。  台本が来るたびに絵を担当するチームとの打ち合わせがあり、練習用の絵が並んだ計算ドリルのようなプリントを数十枚いただくので、それを自宅に持ち帰り、宿題のように繰り返し描いて練習していました。 -歌麿 … 続きを読む

「べらぼう」ついに完結! 蔦重、治済の最期はいかに生まれたか?「横浜流星さんは、肉体的にも作り込んで」演出家が明かす最終回の舞台裏【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月14日

-治済役が大きな話題となった生田さんについて、撮影を通じて感じた俳優としての魅力を教えてください。  生田さんで印象に残っているのが、何事にも動じないことです。常に泰然自若として、変なクセを出さない。ある意味、視聴者に想像させるようなキャラ … 続きを読む

稲垣吾郎「想像がつかないことだらけだった」ハリー・ポッターの次は大人気ない俳優役で傑作ラブコメディーに挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年12月13日

 稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む

Willfriends

page top