エンターテインメント・ウェブマガジン
鯨井 われわれは、鳥越さんをはじめ、ゲストの皆さまの最大のファンだと思って作品を作っております。それぞれの個性をクリエーター陣が引き出していると思いますので、きっとあなたの好きな、あなたが見たことがないキャストの姿を見ることができると思います。それから、劇中の事件そのものや人間関係も楽しめますし、音楽の多様性も感じられます。フラットな気持ちで来て、混乱して帰ってください(笑)。
小柳 僕は、王道が好きなんです。その王道にひねりを加えて、全く違うものが出てくる面白さがある作品だと思います。どうぞ難しく考えて見てもらって、難しく考えなければよかったと思って帰ってください(笑)。ミステリー好きな方は、きっといろいろと考えながら見てくださると思います。でも、それは最初の10分で終わって、「何だよ」と思うところから、物語が始まるので、ミステリーファンの方にも演劇が好きな方にも楽しんでいただけると思います。
オレノグラフィティ PATは、「×(かける)」ことでより良いものが作られていくカンパニーだと思います。心さんは王道好きで、僕はアングラ人間なので、真逆なはずなのになぜか趣向があって、交わっていく。小劇場出身の僕がいれば、2.5次元舞台にも出演されている鯨井くんや心さんがいて、数多くのグランドミュージカルにも出演されている原田さんもいる。交わりづらいはずのいろいろなジャンルが合わさっているのに、この板の上ではそれが成立しているんです。どれか一つでも好きなものがあれば、見て損はないと思います。少しでもアンテナに引っかかった方は、ぜひだまされたと思って1回見に来てほしいです。
原田 PATとして作っていくものは、まさにおもちゃ箱をひっくり返したような作品になっていると思います。この年齢だからこそ、この4人だからこそできるものがあるんです。どの年齢の方にも楽しんでいただける作品になるよう頑張って作り上げていますので、われわれの今後の行方とともに、楽しんでいただければと思います。
(取材・文/嶋田真己)
ミュージカル「眠れぬ森のオーバード」は、8月19日~29日に、都内・オルタナティブシアターで上演。
公式サイト https://www.marv.jp/special/pat_company/
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