【インタビュー】舞台「首切り王子と愚かな女」伊藤沙莉 4年ぶりの舞台は「身近なファンタジー」人間の多面性を描く

2021年6月4日 / 08:00

-ところで、6月10日に、初のフォトエッセー『【さり】ではなく【さいり】です。』が発売になります。本書はどのような内容になっていますか。

 自分のことを書いているので、私に興味がある人以外は面白くない本かもしれません(笑)。「はじめに」でも書いているのですが、私が私を語るなら、私が触れてきたものや人を介さないと語れないと思って、人を通して自分について書いています。見た作品、出会った人の言葉といった“受け売り”で、私は成り立っていると思うんです。なので、魔女が大きな鍋で“私”を作っているとしたら、今回の本はそこに並ぶいろいろな調味料です。こうして伊藤沙莉が出来上がったんだというふうに読んでいただけると面白いのかなと思います。

-改めて本作の見どころを。

 ファンタジーではありますが、そのファンタジーの中で生きる人たちの“リアル”が詰まっている作品です。人間味のあるさまざまなキャラクターたちが登場するので、きっと自分に置き換えて見ることができると思います。ファンタジーと言ってしまうとすごく遠い存在に思えますが、めちゃくちゃ身近なファンタジーです。「何かいいものを見られたな」という気持ちで楽しんでくださるとうれしいです。

(取材・文・写真/嶋田真己)

パルコ・プロデュース2021「首切り王子と愚かな女」

 パルコ・プロデュース2021「首切り王子と愚かな女」は、6月15日~7月4日に、都内・PARCO劇場ほか、大阪、広島、福岡で上演。

公式サイト https://stage.parco.jp/program/kubikiri/

 

 

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