【インタビュー】映画『ピーターラビット2/ バーナバスの誘惑』ウィル・グラック監督「今回は、アイデンティティー、裏切り、父親捜しという、三つの要素がとても重要でした」

2021年6月21日 / 06:27

-今回はビアの著書を巡って、出版の裏側も面白く描かれていましたが、これも監督ご自身の経験が生かされたものだったのでしょうか。

 出版業界について詳しく知っているわけではありませんが、ハリウッドでの映画作りにとてもよく似ていると感じました。

-残念ながら、コロナ禍の影響で、たびたび公開が延期になっていますが、この映画を楽しみにしている日本のファンに一言お願いします。

 皆さん、映画の公開をずっと待ってくださって本当にありがとう。違法にダウンロードなどしないで待っていてくれて本当にありがとう(笑)。この映画は、ぜひ劇場で見ていただけたらと思います。英国の田舎のとても美しい風景がたっぷり見られますし、今回は英国の街も登場します。また、愛すべきキャラクターたちが繰り広げるドラマも面白くできていると思います。大人にも子どもにも響くテーマを描いているので、きっと、どなたにでも楽しんでいただけると思います。

-『3』を作るとしたら、どんなものにしたいですか。

 具体的な内容は明かせませんが、大体のアイデアやストーリーはもう出来上がっています。それをスタッフの皆がとても気に入っています。ただ、3作目を作るのは続編以上にとても難しいことだと感じています。

(取材・文/田中雄二)

『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』

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