【インタビュー】NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」上白石萌音「朝ドラに朝を変えてもらいました」

2021年5月1日 / 12:00

-生活に変化はありましたか。

 朝ドラを撮るようになってから、朝を大事にしたいなという思いが、すごく強くなりました。私はもともと朝が弱くて早起きが苦手なのですが、「朝ドラを届けるんだったら、私もいい朝を過ごさなきゃ」という思いが芽生えまして、朝シャキッと起きて、しっかり朝ご飯を食べて現場に行くようになりました。

-これまではちゃんと食べていなかった?

 起きて、うわああ!と現場に行くこともありました(笑)。今はちゃんと食べています。変わりましたね。朝ドラに朝を変えてもらいました。朝ご飯、大事です。

-3人のヒロインのトップバッターです。この後、深津さん、川栄さんに、どんな形でバトンパスができればいいなと考えていますか。

 そのことを考えると、背筋が伸びます。親子3代の物語でもあるので、きっと役柄としても通じるところはあるでしょうし、安子が発した言葉などが、(娘の)るいにつながっていく部分もあると思います。現場の雰囲気などは、無条件にいいので、こういうふうに温めて渡さなきゃ、といったプレッシャーは全くありません。とにかく大事に安子を生きることが、いいバトンパスにつながると信じて頑張ります。

(取材・文/山中京子)

橘安子役の上白石萌音

 「カムカムエヴリバディ」はNHK総合ほかで、今秋放送予定。

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