【インタビュー】「ミュージカル『刀剣乱舞』 にっかり青江 単騎出陣」荒木宏文が挑む“日本巡業”「道しるべになる作品になれば」

2021年4月23日 / 08:02

-改めて、本作への思いを聞かせてください。

 僕がこの「にっかり青江 単騎出陣」をやりたいと思った根底にある感情は、恐らく刀剣男士を演じている俳優たちみんながぶち当たる壁なのかなと思っています。なので、この公演を行うことで、刀剣男士を演じる俳優たちの道しるべになれればいいなという思いがあります。これを見せることで、迷いや悩みが解消できればいいな、と。同時に、ミュージカル『刀剣乱舞』のファンの皆さまには「自分の推しにもこの公演をやってほしい」と思える内容になっていると思いますし、そう思っていただけるものをお見せしたいと思っています。

-具体的には?

 これまでのミュージカル本公演と大きく違うのは、歴史上の人物が登場しないことです。ミュージカル本公演では、歴史上の人物がいて、あるエピソードがあり、そこに付き添ってきた刀剣男士たちの心情が描かれることが多い。でも、今回は、ミュージカル『刀剣乱舞』のにっかり青江という刀剣男士の歴史を描いています。刀剣の歴史やエピソードなどを交えて、刀剣男士そのものを掘り下げていく物語です。僕は、これがきっと皆さんが自分の好きなキャラクターに望んでいることなんじゃないかと思っています。

―なるほど。これまでの「加州清光 単騎出陣」や「髭切膝丸 双騎出陣」とはまた違った方向性の作品であり、ファンにとっても実りある公演となりそうですね。

 この単騎出陣を行うことで、ミュージカル『刀剣乱舞』がより大きなものになっていくと僕は思っています。先を見すえた作品に携わりたい。先頭に立つつもりで臨む作品なので、もちろんプレッシャーも大きいですし、冷静に考えたら怖くもなります。ですが、そのプレッシャーに打ち勝って公演をやり終えたときに、きっとミュージカル『刀剣乱舞』という作品自体が大きく進化するんじゃないかと思っています。僕自身も挑戦です。その挑戦が未来のミュージカル『刀剣乱舞』につながるものになると信じて全うしますので、ぜひ『刀剣乱舞』に興味がある方は、お近くでの公演に足を運んでいただけたらと思います。

(取材・文/嶋田真己)

「ミュージカル『刀剣乱舞』にっかり青江 単騎出陣」

 「ミュージカル『刀剣乱舞』 にっかり青江 単騎出陣」は、4月27日に北海道・函館市民会館 大ホールからスタートし、全国14カ所で上演。(2021年秋以降の公演は後日公開)

公式サイト https://musical-toukenranbu.jp

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