エンターテインメント・ウェブマガジン
アメリカでは、大学を見るために旅に出ることは決して珍しいことではありません。ハーバードとタフツの違いや、それに関するジョークなどは、日本の皆さんには多少分かりづらいかもしれません。ただ、僕が面白いと思うのは、ハーバードとタフツの話題が出てきても、結局は、その中身ではなくブランドについての話をしているわけです。また、実際にキャンパスを見ると、この二校はとてもよく似ています。そうしたことを通して、比較することの意味のなさを表現したつもりです。
それは、やはりお金でしょう(笑)。特にハリウッドではとても資本主義的な考え方をしますし、それがステータスを測る物差しにもなっています。個人的には、何が自分にとって大事なステータスなのかは、年を取るごとに変わってきています。若い頃は、仕事を通して、自分という存在を認められたいと強く思っていました。でも、仕事を通して得られるステータスに対する喜びには、限界があることに気付きました。今は、仕事はゴールにたどり着くための方法であって、人生をより豊かに生きるために支えてくれるものの一つに過ぎないと考えています。つまり、重要なのは人生=ライフそのもので、仕事はそこにたどり着くためのゲートウェイ(入口)なのです。
(取材・文/田中雄二)
映画2025年9月16日
-お芝居に悩んだり、難しさを感じたりすることはありませんでしたか。 前田 たくさんあります。でもその都度、松井監督と相談しながら進めていきました。迷ったときは、松井監督を信じればいい、という信頼関係が出来上がっていたので。 窪塚 松井監督は … 続きを読む
映画2025年9月12日
-ルンメイさん、夫・賢治役の西島秀俊さんの印象はいかがでしたか。 ルンメイ 今回西島さんと一緒にお仕事ができたことはとても光栄でした。西島さんは経験豊かな方なので、私は現場でとても安心して演技をすることができました。西島さんがいろんなエネル … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月12日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力 … 続きを読む
ドラマ2025年9月12日
-小学生の頃、絵画教室に通われていたそうですが、演じる上で役立った部分はありますか。 僕は子どもの頃から、絵画教室に通ったり、自宅では粘土で架空のモンスターを作ったりしていました。そういう創作を楽しむ部分は、嵩に通じるものがありました。前 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月11日
-なるほど。そうして前に進んだ先に、どんな未来をイメージしていますか。 先のことはあまり考えていないです。友達たちが家を建てたり、子どもが生まれたりしているのを見ると、そうした未来を自分が持ったらどうなるんだろうなと考えることはありますが … 続きを読む