エンターテインメント・ウェブマガジン
ミュージカルは20代の頃から、みっちりとやらせていただきました。そして、(ミュージカル『エリザベート』の)トートを演じたいという自分の目標にたどり着いたものの、その目標の先には実は果てしなく広い世界が広がっていたことに気付きました。なので、まだまだ頑張らなければいけないと思っています。映像は、僕にとっては「挑戦」です。いろいろな作品に出演させていただき、さまざまな経験をして、その中で何を得て、どんな結果を残せるのだろうと、今、挑んでいるところです。
今は、世の中が大きく動いているときなので、どうしようかな、と(笑)。先が見えない世の中だからこそ、目標はこれだと決めてそこにひたすら向かうよりも、きっとさまざまなことに対応できるように準備はしておいた方がいいのだろうとは思います。なので、何も決めない。求められたものに対して、常に引き出しを増やす努力を続けたいです。
モーツァルトの生涯を描いている中で、彼の影であり、才能の化身でもあるアマデとの闘いや、父と子の葛藤をドラマチックに描いています。モーツァルトは、さまざまな出来事に翻弄(ほんろう)されながら、自分の才能と向き合い、父親に認められようとします。悲劇に直面しても、曲を書き続けていたという彼の一生をすごく魅力的に描いていると思います。そして、その彼の人生に寄り添う楽曲も素晴らしいんです。ストーリーも楽曲もこの作品の魅力です。
(取材・文・写真/嶋田真己)
ミュージカル「モーツァルト!」は、4月8日~5月6日に都内・帝国劇場ほか、札幌、大阪で上演。
公式サイト https://www.tohostage.com/mozart/
ドラマ2025年8月17日
-主演の松本潤さんとお芝居で対峙(たいじ)してみての印象を教えてください。 松本さんは、演じられている徳重先生と共通して、とても包容力のある方だと感じます。現場でもオフでも、相手を受け止めて認めた上で、的確かつ愛を持ってアプローチされるの … 続きを読む
ドラマ2025年8月16日
-そんな魅力的な蔦重を演じる横浜流星さんの座長ぶりはいかがでしょうか。 横浜さんは、蔦重さんをどう演じるか、常に誠実に真面目に考えていらっしゃいます。そういう空気がスタッフやキャストにも伝播し、しっかり取り組もうという空気感が現場全体に生 … 続きを読む
映画2025年8月15日
-ネプトゥーヌス国王役の三宅さんはいかがでしょうか。人魚という設定の上に、娘と接するときと、それ以外では雰囲気がだいぶ違いますが。 三宅 ネプトゥーヌス国王は、「屈強で、威厳があり、でも娘に甘い」。最初にその3つのファクターを大事に、と伺い … 続きを読む
映画2025年8月14日
-リアム・ヘムズワースとラッセル・クロウを演出してみていかがでした。 2人とも自分が演じるキャラクターを見いだすための努力を惜しまず、そのキャラクターの中にある真実や誠実さを見つけてくれます。さらにそのキャラクターにエンタメ性や楽しさも持 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月14日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼みなさん、こんにちは 日本の伝 … 続きを読む