【インタビュー】「朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた」須賀健太「原作よりも生々しく、立体的に描ける」新感覚の朗読劇

2021年1月18日 / 10:57

-本作は緊急事態宣言下での公演となりますが、コロナ禍での演劇について、どんなことを考えていますか。また、コロナ禍の1年を振り返り、どう思いますか。

 この1年は、自分を見詰め直す期間でもあったなと思います。きっと役者は、この1年で、1度は「役者として続けていくか」と考えたはずです。僕も同じく、これまでにないほどリアルに、続けるのかやめるのかということを考えました。考えて考えて、それでも演じることが好きなんだと改めて感じましたし、演じ続けるのならば、責任感を持って、しっかりと作品に挑まなくてはいけないと思いました。

 この状況下で公演をすることには、もちろん、いろいろなご意見はあると思いますが、僕個人で言えば、舞台に出られることが素直にうれしいです。舞台に立って、ステージの上で演じて、それを皆さんに見ていただけることには、この上ない喜びがあります。ただ、こういった時期なので、お客さまには、無理をせず、安心して見ていただきたい。そのために、生配信やアーカイブ配信を用意しているので、お客さまが無理をしないで観劇できる形を選んでいただければと思います。僕たちは、それぞれが不安にならずに全力で楽しんでもらえる状況での観劇を目指して、しっかりと感染対策をしながら千秋楽まで走り抜くことが一番なのかなと思います。

-改めて、公演を楽しみにしている方にメッセージを。

 SNSを題材にした作品なので、どなたにも共感していただける作品になっていると思います。なので、少しでも気になった方がいらっしゃったら、今回は劇場での観劇だけでなく、配信もありますので、気軽に作品を楽しんでいただけたらと思います。一緒に作品を盛り上げていただければうれしいです。

(取材・文/嶋田真己)

「朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた」

 「朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた」は、1月29日~2月7日、都内・こくみん共済 coopホール(全労済ホール)/スペース・ゼロで上演。なお、公演はU‐NEXTによる生配信(2月6日)、THEATRE for ALLでのアーカイブ配信(バリアフリー)も予定している。詳細は公式サイトで。
公式サイト https://horipro-stage.jp/stage/aruhan2021/

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