エンターテインメント・ウェブマガジン
須賀健太が主演する、「朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた」が、1月29日に開幕する。本作は、藤井清美の同名小説を、藤井自身が戯曲化し、ステージングと生演奏、映像を使用した新感覚の朗読劇として上演する。主人公・浮気淳弥(須賀)がある朝、目覚めると、女児ひき逃げ犯だといううわさがSNS上に広がっていたことから巻き起こる現代の闇を、ユーモラスなミステリー仕立てで描く。須賀に、公演への意気込みや朗読劇の魅力を聞いた。
コロナ禍で上演できる作品が少なくなっていっている状況の中で、お芝居をさせていただけるということだけでも本当にうれしく思っていますし、だからこそ身が引き締まる部分もあります。
原作も読ませていただきましたが、身近に感じる部分も多く、共感できる作品だと思いました。SNSが身近な存在だからこそ、ある種の怖さや危うさがあって、それがうまく表現されています。スピード感のある作品なので、今回の舞台でもそこは大切にしたいと思っています。
SNSに何でも投稿してしまったりと、SNSの使い方が、今どきな、一般的な若者というのが最初の印象でした。考えるよりも先に手が動いてつぶやいてしまうというような。でも、それは理解できますし、今の時代の人たちは、それが、どこか普通な部分もあるんだと思います。だからこそ、危うさも持っている青年だと思います。
朗読劇とはいえ、動きが付いていたり、生演奏があったりします。それから、映像を使った表現も多くなりそうです。今は、SNSでも動画投稿サイトが増えてきていますが、それらを表現するためにも映像が使われています。そういう意味では、原作よりも生々しく、立体的に描けると思います。
いろいろな演出があるとはいえ、朗読劇なので、やはり声で伝えることが大切な作品だと思っています。なので、かまないようにするという根本的なことももちろん気を付けたいです。それから、自分だけでなく、ほかの役者さんの動きを、自分が読んで説明するという部分もあるので、そういったところではその役者さんの雰囲気や空気感をしっかりと受け継いでいかないといけないなとは思っています。
没頭できるところかなと思います。物語が進んでいくにつれて、朗読劇であることを忘れ、ナレーションだけで情景が浮かんだり、ページの中にいるような感覚になったり…すごくシンプルですが、深く入り込めるのが魅力なのかなと僕は思います。
情報を間違えていないかということは、投稿前に、何回も調べて気を付けています。間違った情報を広める立場にもなりますから。それから、意図していないものが広まってしまう可能性もあるので、伝えることの難しさも感じています。なので、断言する文章を投稿しようと思っていますし、僕自身は、なるべく日常生活を伝える気楽な投稿をするようにしています。「こう思っている」という思想的なことをアップしてしまうと、自分が本来考えていたことと違う伝わり方をしてしまったり、そこに書かれていることが全てだと捉えられてしまうのがすごく怖いので、そこは特に意識しています。逆に僕自身も、ほかの方のつぶやきを見るときには、それが全てではないと思うようにしています。そこに残っているのは文字列ですが、それを打っているのは人間で、感情を持っていると想像することを忘れてはいけないと思います。
映画2026年11月5日
29歳のイラストレーター・神名(かんな・松岡茉優)は、仕事もプライベートも順調に見えるが、実際は人生に行き詰まりを感じ、不毛な恋愛に逃げる日々を過ごしていた。そんなある日、神名は大学時代の先輩である男ともだちのハセオ(成田凌)と7年ぶりに … 続きを読む
映画2026年11月3日
東京に初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」創設の実話に基づく奇跡の物語『4アウト ─もう一度、プレイボール─』が、11月6日から全国公開となる。 戦力外通告を受け、失意の日々を送っていた元社会人野球選手の矢上雄一 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月31日
山崎育三郎が主演するミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が2027年1月8日から上演される。本作は、ジョニー・デップ主演で2004年に公開された映画『Finding Neverland』(邦題『ネバーランド』)を元に作られたミュ … 続きを読む
映画2026年10月31日
「ディスクロージャー・デイ」(10月1日公開)★★★★ 宇宙人の存在を知った人類は… 地球外生命体を巡る秘密と、その開示に迫るスティーブン・スピルバーグ監督のSFサスペンス。「未知との遭遇」から約50年。宇宙からの来訪者を描いてきた監督が … 続きを読む
映画2026年10月30日
1983年に公開されるや否や観客の熱狂的な支持を集めた『竜二』。直後に主演・脚本の金子正次が急逝したことも重なり、伝説的作品として時代を超えて語り継がれてきた。その伝説が、新たに『RYUJI 竜二』として令和の現代によみがえる(10/30 … 続きを読む