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今回は、出演者の中で私が二番目に若いという、最近なかなかない現場なので、ありがたいです(笑)。伊藤(英明/柴崎 朗役)さんとは久しぶりですが、周りに主演のプレッシャーを感じさせることもなく、真っすぐ、一生懸命に役に向かっていますし、いい意味で緊張感があります。私に直接的にアドバイスを下さるわけではありませんが、矢島(健一/岩永寿志役)さんや萩原(聖人/塚野智彦役)さんは、カッコいい背中を見せてくださっています。
橋爪さんが、みんなを一喝するシーンは圧巻でした。せりふの量もすごいのに、声も通るし、リズムも絶妙だし、本当に素晴らしくて…。難しいせりふをたくさん言っているのに、すんなり体になじむお話をされる方です。カットがかかった瞬間、思わず「カッコいい!」と声が出てしまいました(笑)。役者には、スキルや技術とは違った、これまで長く演じてきた厚みみたいなものが出ると改めて思いました。
今は、コロナ禍で仕事のやり方も変わってきていますが、一体感を持って何かを達成することの大切さを改めて感じるような、熱い男のドラマになるといいなと思っています。共演者の皆さんとも、勢いや情熱だけではない「静かな熱さを持ったドラマになればいいね」と話しています。きっと、1年の初めにふさわしい大人の方たちが楽しめる作品になると思います。
(取材・文・写真/井上健一)
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