エンターテインメント・ウェブマガジン
海宝 新しい試みや新しい形の演劇が生まれていくのはすごく面白いと感じています。演劇やエンターテインメントは、太古の昔からさまざまな経験を経て、新しいものが生み出されて、それが当たり前になって広まっていく、ということを繰り返してきたのだと思うので、今回の変化もポジティブに捉えて、新しいことにも参加していけたらと思っています。
黒羽 新しい試みに対して、役者だけじゃなく、スタッフさんや制作会社の方たちなど、舞台関係者がすごく一致団結したなと思いました。みんなで乗り越えよう、みんなで演劇を救おう、という思いを強く感じて、改めて自分たちの仕事に誇りを持ちました。もちろん、公演が中止になってしまったり、自分の存在価値はゼロなんじゃないかと不安になったりもしたのですが、舞台関係者の方たちの「演劇の灯を絶やさない」という思いを感じられたことはすごくうれしかったです。
黒羽 最後の4公演に出演させていただきますので、集大成になるような公演ができればと思っています。いい形で締めくくることができるように、しっかりと作品を作り上げようと思っていますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。
海宝 アニメのファンの方も多い作品ですが、今回、朗読劇としてまた新しい形で命が吹き込まれます。アニメの空気を大切にしつつ、新しい『秒速5センチメートル』を見ていただけるように頑張ります。今回は、メインにしているフィールドが違う出演者がたくさんいるので、それぞれのチームによって全く違うカラーの作品をお見せできると思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)
恋を読むvol.3「秒速5センチメートル」は、10月21日~25日に都内・ヒューリックホール東京で上演。
公式サイト https://www.tohostage.com/5cm/
舞台・ミュージカル2025年12月29日
映画『うちの弟どもがすみません』やドラマ『リベンジ・スパイ』など、数々の映画やドラマ、舞台で活躍する織山尚大の3年ぶりの主演舞台となる「エクウス」が1月29日から上演される。本作は、実際に起きた事件を基に描かれた、ピーター・シェーファーに … 続きを読む
映画2025年12月28日
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ドラマ2025年12月26日
▽家族を世話する母 ムン・ソリは、「クイーンメーカー」(23年)や「私たちの人生レース」(同)のように、女性の主体性や自分らしさを打ち出す役を担い、エンパワーメントの姿を体現してきた。だが「おつかれさま」では、“肩書きのない母”を真 … 続きを読む
映画2025年12月24日
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映画2025年12月23日
-12年という時間が、そういう皆さんの固い絆を作り上げたわけですね。そんな作品に出合える機会は、俳優人生の中でめったにないことだと思いますが、皆さんにとって「緊急取調室」シリーズとはどんな存在でしょうか。 天海 12年という時間とエネルギー … 続きを読む