エンターテインメント・ウェブマガジン
そうですね。犯人が一番人間的であったり、逆にキャラクターとして存在している主人公が、たまに人間的なところを見せると、それが効果的に映ったりしますよね。そうやって、今までは僕が作った箱庭の世界でうごめく人間たちのドラマを作ってきましたが、今後は、戦争や事件、事故など、実際のエピソードにフォーカスを当てた人間ドラマを作っていきたいです。
学生の頃、世の中に矛盾が多いことに気付く瞬間が何度もあり、青春独特の潔白さというか、世の中を正すべきではないか…という思いで、学生運動に参加したこともありました。その頃のフィルターで見た社会の構造は、50年たった今も変わらない気がします。そんな、世の中の不条理や、みんなが見過ごしているものに対して、今ならもっとシニカルに、うまく世に訴えることができるんじゃないかと思っています。
映画『望み』のどこかに、皆さんがいらっしゃると思います。それぐらい、どなたさまの心にも刺さってほしいという気持ちで作りました。ぜひご覧ください。
(取材・文・写真/錦玲那)
映画2026年10月1日
-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む
映画2026年10月1日
-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。 シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月30日
-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは? それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む