【インタビュー】映画『2分の1の魔法』志尊淳 兄役の城田優は「何かあったときも一番に相談ができる、頼りになる存在」

2020年8月20日 / 06:45

-この映画を見せたい人はいますか。

 兄に見せたいです。姉も兄も、僕が出た作品を一切見ないんです。2人の友人が「淳くん〇〇に出ていたね」と言っても「そうなんだ」という感じなんです。それが楽ではあるんですけどね。

-ディズニー&ピクサー作品の中で好きなものはありますか。

 『トイ・ストーリー』が一番好きです。バズ(・ライトイヤー)が好きでした。かっこよくて面白くて、ここぞというときに決めるところに、ヒーローらしさや男らしさを感じていました。

-最後に、映画の公開を待つファンの皆さんに一言お願いします。

 素晴らしい部分は言い切れないほどありますが、この映画では、中々一歩を踏み出せなかった人が、一歩踏み出したことによって失敗を経験して人間として成長したり、踏み出した道の途中にある分かれ道も、自分で責任を持って、決断をして進まなければならない、といったことが描かれています。いろいろなことに挑戦をする場合、失敗したら恥ずかしいとか、ダサいと思う人が多いと思います。でも僕は、失敗から学ぶことは大きいと思っているので、失敗は、できる限りする方がいいと思っています。この作品が、皆さんの背中を押すきっかけになったらいいな、と思います。

(取材・文・写真/丸山有咲)

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