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廣瀬 精神的にキツいときもたくさんありました。ネガティブな気持ちとポジティブな気持ちが交互にくるような日々の中ですが、最終的には「やっぱり舞台が好き、表現が好き」という思いが強いことを実感しています。でも、自分一人では何もできなくて、たくさんの方に協力してもらい、支えてもらい、見てくれる人がいて成り立つという当たり前のことも、改めて感じています。このような状況でも、応援してくれる人がいて、見たいと言ってくれる人がいるということに大きな喜びを感じました。今回、無事にステージに立てたら、これまで以上に感謝の気持ちでいっぱいになると思いますし、それをお客さまに伝えたいと思っています。
愛希 私も、改めて表現することが好きなんだと感じました。その場所がなくなってしまったら、自分って何なんだろうという不安に襲われて…。やっぱりこの仕事が好きなんです。見たいと言ってくださる方、お客さまなしでは自分が成立しないことも痛感しました。私も出演予定だった舞台が中止になってしまったのですが、その分の思いをこの作品にぶつけたいと思っています。
廣瀬 とにかく、楽しみにしてくださっている皆さまには「ありがとうございます」を言いたいです。劇場で皆さんと会えることを願っていますし、特別な時間を過ごしたいと思っていますので、まずは健康第一で稽古に励んで、いい作品を作れるように、頑張っていけたらと思います。
愛希 今、このような状況の中でも見にこようと思ってくださるお客さまには本当に感謝の気持ちしかありません。私は全力で精いっぱいやるしかないと思っていますし、この作品で元気になっていただければうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
ミュージカル「フラッシュダンス」は9月12日~26日、都内・日本青年館ホール、10月3日~4日、愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、10月8日~11日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演予定。
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