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例えば去年、舞台をやらせてもらったとき、せりふを全部忘れて本番に…という夢を見たんです。幸いそれは夢でしたが、すごく怖い記憶で…。でも、夢で経験したから、そういうことはこれから起きないんだろうな…と。つまり、記憶があるからこそ、自分でそうならないようにすることができるわけです。その夢を見た後、私は台本をもう1回読み、枕の下に置いて寝ましたから(笑)。心配症になってしまったけれど、その分、みんなに安心してもらえる…と思えば、夢でそれを経験できたのはラッキーだったな…と。
記憶を消したいと思えない理由は、そこにあります。記憶があるから問題が起きることを防ぐことができたり、前に進むことができたり…。そういうふうに、プラスに変えていけたらいいな…と。あのときは本当に、夜中に飛び起きて、眠れなくなりましたから。おかげで次の日、死んだような顔のまま稽古に行って、皆さんから「どうしたの、その顔?」と心配されました(笑)。でも、それで済んでよかったと思っています。
(取材・文・写真/井上健一)
舞台・ミュージカル2026年9月29日
向井理が主演するM&Oplaysプロデュース「ブランク」が、10月3日から開幕する。本作は、2023年に本多劇場で上演した「リムジン」に続き、向井と倉持裕が再びタッグを組んで贈る新作公演。ある弁護士事務所を舞台に、そこで繰り広げら … 続きを読む
ドラマ2026年9月28日
-そんな珠の父・清治は、現代ではありえないほど娘に厳しく接しますね。 厳しい父親の話は、宇野千代さんの著書にも書かれていることです。現代の視点で見るとつらい話ではありますが、当時の家父長制の下では、ああいう側面があったことは事実です。ただ … 続きを読む
ドラマ2026年9月26日
-劇中では、渡部篤郎さん演じる珠の父・清治が強烈な存在感を放っています。珠と清治の関係も物語の重要なカギになりそうですが、2人の関係をどのように捉えていますか。 実際のお父様は、宇野千代さんが「ドストエフスキーの小説に出てくる狂人のよ … 続きを読む
映画2026年9月25日
『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(9月11日公開) ニューヨークの貧しい家庭に生まれたアフリカ系アメリカ人のアレン・ネルソン(ロドニー・ヒックス)は、貧困と差別から抜け出すため18歳で海兵隊に入隊する。1966年、ベトナム戦争 … 続きを読む
映画2026年9月24日
-クライマックスの「勧進帳」で、歴代の團十郎さんによる弁慶と富樫が重なって映るシーンも、三池監督の発案でしょうか。 團十郎 私からは何も言っていません。三池さんが一生懸命にお作りになって、ああいう形になってよかったと思います。父(十二代目) … 続きを読む