エンターテインメント・ウェブマガジン
新津 ルースは、あるご家族の飼い犬だったのですが、撮影のとき、ルーとルースが仲良くじゃれ合って遊んでいたので、終わった後に離れ離れにしたらかわいそうだねという話になって、今は、ルーも、ルースの家で一緒に暮らしています。先日、学校からの帰り道の途中、ルーとルースが待っていてくれたことがありました。その日は私の誕生日で、監督やスタッフさんが、サプライズで2匹を連れてきてくれたんです。すごくうれしかったです。
笈田 僕はルースと過ごす時間が長かったのですが、もともと保護団体から来た犬で、不幸な過去があるらしく、人間に対して不信感を持っているようでした。最初はとても怖がっていたので、危険な人間ではないということを伝えようと、柔らかく、優しく付き合うようにしました。初めは犬と遊んでもらおうと思っていたのに、僕の方が犬の動きに慣れなければならないので、大変でした(笑)。でも、楽しかったですね。
新津 サヤカとフセさんとルーとルースが、年齢や言葉の壁を超えて、心と心を通わせていくところです。撮影の中で、サヤカとして泣いたり笑ったりしたことが、いまも自分の中に残っていて、私がこれからつらい経験をしたときにきっとサヤカが心の支えになってくれると思います。映画を見てくださった方にとっても、この作品がそういう温かい存在になれたらうれしいです。それから、ルーとルースの名演技もぜひ見てほしいです!
笈田 大切な人や動物を失い、その悲しみが重く、深く心に残った経験がある人は多いのではないでしょうか。この映画に登場する2人も同じです。彼らがその悲しみをくぐり抜けていく姿をご覧いただき、ご自身のつらい思い出をどう処理するかという参考にしていただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/井上健一)
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む
映画2026年9月29日
-おばあちゃん役の風吹ジュンさんとの印象に残ったエピソードがあれば。 とても面倒見のいい方で、何か聞いたら何でも返してくれるし、気を使ってくださいました。本当は僕が気を使わなければいけないのに、風吹さんの方から、「大丈夫よ。頑張ろうね」っ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月29日
向井理が主演するM&Oplaysプロデュース「ブランク」が、10月3日から開幕する。本作は、2023年に本多劇場で上演した「リムジン」に続き、向井と倉持裕が再びタッグを組んで贈る新作公演。ある弁護士事務所を舞台に、そこで繰り広げら … 続きを読む
ドラマ2026年9月28日
-そんな珠の父・清治は、現代ではありえないほど娘に厳しく接しますね。 厳しい父親の話は、宇野千代さんの著書にも書かれていることです。現代の視点で見るとつらい話ではありますが、当時の家父長制の下では、ああいう側面があったことは事実です。ただ … 続きを読む