エンターテインメント・ウェブマガジン
もう一つの要素は、「恐怖におののいて美しい顔立ちが思い切りゆがむと、その落差に観客も感情移入して一緒に怖がる」という理由から、美貌が重要であることも説明した。池田は、そのヒロイン像を見事に体現しており、中田監督は「撮影中はヒロインの茉優に感情移入して、このゾーンに来てよというところにバシッと来てくれた」と賛辞の言葉を送った。
オファーを受けてから2年を経て、ついに公開を迎えた本作。中田監督は「ホッとすると同時に見た方のリアクションが気になるけど、受け取る側の感性で見てもらえればいいので気にしないようにしています。複雑ですね…」と胸中を吐露。
エゴサーチで反応をキャッチすることもあるが、「SNS上での感想より、生の言葉の方が突き刺さるし、劇場で悲鳴を聞いたり、カップルが身を寄せ合ってくれたりするとうれしい」と笑うと、『リング』公開時は10回も劇場に足を運んだことを打ち明けた。
もちろん好感触だけではなく、ある作品においては、中学生3人組が「このチケット代、『スター・ウォーズ』と同じなんだよ。信じられる!?」と痛烈な言葉を放っていたこともあったとか。しかし、それすらも「自分で自分を笑える」と少し楽しそうな表情をのぞかせると、「今回もせめて1回は見に行きたい」と声を弾ませる。
時代と共に変わりゆくもの、変わらないもの…。果たして、貞子の恐怖はニュージェネレーションの目にはどう映るのか? ジャパニーズホラーの神髄が試される…。
(取材・文・写真/錦怜那)
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む
映画2025年11月29日
『栄光のバックホーム』(11月28日公開) 2013年のプロ野球ドラフト会議で指名され、鹿児島実業から阪神タイガースに入団した18歳の横田慎太郎(松谷鷹也)。誰もがその将来に大きな期待を寄せていたが、突然横田の目にボールが二重に見えるとい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月29日
氷川きよしが座長を務める「氷川きよし特別公演」が2026年1月31日に明治座で開幕する。本作は、氷川のヒット曲「白雲の城」をモチーフにした芝居と、劇場ならではの特別構成でお届けするコンサートの豪華2本立てで贈る公演。2022年の座長公演で … 続きを読む
映画2025年11月28日
-結婚したサチとタモツのすれ違いが最初に垣間見えるのが、共通の友人の結婚式に1人で参加したサチが帰宅した後のシーンです。勉強しながら留守番していたタモツに、結婚式の様子を話したサチがトイレに行った後、何気なく「トイレットペーパーないよ」と声 … 続きを読む
映画2025年11月28日
-そんな親しい関係を築き上げたお二人に加え、WEBで公開されている本作のプロダクションノートを拝見すると、秋山監督をはじめとするスタッフの熱量もかなり高い現場だったようですね。 松谷 俳優がスタッフも兼任するのが秋山組の特徴で、「慎太郎さん … 続きを読む