エンターテインメント・ウェブマガジン
社長役の吉川晃司さんはせりふは少ないのですが、その一言一言にとても力を入れて語られているのが分かりました。僕と技師長役の石井(正則)さんが長いせりふをしゃべった後で、吉川さんのうなずきで全部持っていかれるという(笑)。語らずとも存在感で表現するというエネルギーを感じました。
こうしたものは後世に語り継ぐべきだと思いますし、学校の教科書のようなものではなく、映画というエンターテインメントの部分で見せることも大切だと思います。例えば、この映画は、煙突を立てる話を通して、自分とは立場の違う人たちと手を組んで、どう乗り越えていくかという、共生を描いた作品なので、そうしたところを感じていただければと思います。
今はいろいろなものが見え過ぎて、逆に本質が見えにくくなっているところがあると思います。計算の技術が進んで、この映画で関根三郎くんが言う「冷静で合理的」な人が増えたところもある。けれども、この映画の、自分の心に従って生きる人たちの姿を見て、こういう生き方もあるんだ、ということを感じてもらえたらと思います。たまには、冷静で合理的ではなく、熱くなって、人のことを思いやって、という理想を求める生き方をしてもいいと思います。
(取材・文・写真/田中雄二)
『ある町の高い煙突』
6月22日(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー(ユナイテッド・シネマ水戸、シネプレックスつくば 6月14日(金)先行公開)
映画2026年3月21日
それから10年。今回の授賞式でも、『罪人たち』のほかにもさまざまな「初」を目にすることとなった。国際長篇映画賞では、『センチメンタル・バリュー』がノルウェー映画「初」のアカデミー賞を受賞。歌曲賞では、『Golden』(『KPOPガールズ! … 続きを読む
映画2026年3月21日
-今のお話に出た「ゴジュウジャー」第1話、第2話に堤なつめ役で井内さんが出演したことは放送当時、大きな話題となりました。当時は、どんなお気持ちで撮影に臨みましたか。 井内 最初は「ゴジュウジャーに出演する」としか聞いていなかったので、大也役 … 続きを読む
ドラマ2026年3月16日
-トキとヘブンの平凡な日常の中にある幸せを丁寧に描いている点も、「ばけばけ」の大きな魅力です。劇中、その象徴のように使われているのが、しじみ汁を飲んだトキが満足そうに口にする「あー…」という言葉と、スキップです。この二つはどこから思いついた … 続きを読む
映画2026年3月13日
3月15日(日本時間3月16日(月))、映画の祭典・第98回アカデミー賞授賞式が、アメリカのロサンゼルスで開催される。今年は人種差別に対する風刺を交えたアクションホラー『罪人たち』が16ノミネートで、最多記録を更新したことが大きな話題とな … 続きを読む
映画2026年3月12日
-おススメの作品は。 ボーイズグループを追った『THE LAST PIECE -Glow of Stars-』と、脚本家の野島伸司さんに密着した『野島伸司 いぬ派だけど ねこを飼う」、『ブルーインパルスの空へ』は比較的分かりやすいと思いま … 続きを読む