エンターテインメント・ウェブマガジン
実は、この映画の話を頂いた後で、初めてコミックを読みました(笑)。読む前のイメージは、コミックの中の女性キャラクターは、ヒーローに助けられる側で、弱くて、全く活躍しない、というものでした。ですから、メラ役のオファーがきたときも、「私にこの役を…」とちょっと戸惑いました。ところが、コミックを読んでみると、「こんなに強い女性がいたのか」と思い、とても驚きました。
私自身、この映画がとても好きで誇りに思っているので、ヒットの“波に乗れて”とてもうれしいです。この映画には、男女平等や、多様性についてなど、多くのメッセージやテーマが込められています。そうした意味でも、とても現代的な映画だと思います。
私は日本の大ファンです。食べ物、文化、人々…。世界中でも一番好きな場所の一つです。ですから、今回この映画を携えて日本に来られたこと、ファンの皆さんに会えることがとてもうれしいです。映画を楽しんでください。(日本語で)ありがとう。
(取材・文/田中雄二)
映画2025年4月7日
-この作品は長尾さんの劇場映画初主演作ですが、その点について意識したことはありますか。 長尾 特別に意識したことはなかったです。安田顕さんを始め、キャストの皆さんは先輩方が多かったですし、スタッフの皆さんも、僕より年齢も経験も上の方ばかりで … 続きを読む
ドラマ2025年4月6日
-というと? クランクイン前、視覚障害支援センターに伺い、視覚に障害をお持ちの方に「目が見えない分、他の感覚が研ぎ澄まされていく」というお話を伺ったんです。衣擦れの音や声のトーンだけで、人の気持ちが理解できるようになるんだそうです。鳥山検 … 続きを読む
ドラマ2025年4月4日
-なるほど。 でも、同一性というのは非常に厄介で、これは本当に同じ人なのかという疑問を持つわけです。本当は同一人物じゃないけど、それをメタファーとして見せているだけなのかもしれないし、もっと高尚に考えれば、その存在自体が本当にいるのかどう … 続きを読む
映画2025年4月4日
『アンジェントルメン』(4月4日公開) 第2次世界大戦下、イギリスはナチスの猛攻により窮地に追い込まれていた。特殊作戦執行部に呼び出されたガス少佐(ヘンリー・カビル)は、ガビンズ“M”少将とその部下のイアン・フレミングから、「英国軍にもナ … 続きを読む
映画2025年4月3日
-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。 松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む