【インタビュー】『メリー・ポピンズ リターンズ』エミリー・ブラント「今回は、私たちなりの“次章のメリー・ポピンズ”になっています」

2019年1月30日 / 10:00

-女優としてのキャリアを積み、結婚も育児も経験する中で、童心や人間性を失わず、バランスを取って生活するためには、何が必要だと思いますか。

 今回、原作を読んで心に残ったのは「空を飛ぶためには、安定した飛び立つ場所がいる」という一節でした。私にも家庭という安定した場所があるからこそ、映画の中で空を飛んだり、クレイジーなこともできるのだと思います。特に昨年は、自分のキャリアの中でも、最も充実した1年だったと思います。夫(ジョン・クラシンスキー監督)と一緒にアートムービーである『クワイエット・プレイス』を作り、全くタイプの違う、この『メリー・ポピンズ リターンズ』にも出ることができました。私は、多様性のある役がやりたいし、複雑なキャラクターを演じたいといつも思っています。その意味では、2018年は、私が女優という仕事に求めていることが実現できた年だったと思います。

-では最後に、日本の観客に向けて一言お願いします。

 見ながら、こんなに喜びが感じられて、マジカルな経験ができる映画は他にはないと思います。人が生きていく上で、幸福や喜びを感じることはとても大切なことだと思います。もちろん、子どもたちがこの映画を見て、マジカルな世界に連れ去られて、楽しんでいる様子を見るのもうれしいのですが、私が最も感動したのは、この映画を見た大人の人の多くが「童心を取り戻した」と言ってくださったことです。日本の皆さんにも、そのように感じていただけたらと思います。

(取材・文/田中雄二)

(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「ConChu!」が大昆虫展アンバサダーに就任! ハロプロ研修生から羽化した4匹たちの、その先とは

インタビュー2026年7月31日

応募1800件超から生まれたユニット名 -「ConChu!」は、昆虫の世界を「コンコン」とノックするイメージと、かわいさを表現した「Chu」を組み合わせた名前だそうですね。「こんちゅ!」と4人のあいさつにも使われていますが、ポーズはどのよう … 続きを読む

瀬戸康史と有村架純が9年ぶりの共演「閉じ込められているものを解き放ってくれる作品になる」 舞台「キュー」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年7月31日

 2019年に「ニムロッド」で芥川賞を受賞した作家・上田岳弘による長編小説を舞台化した「キュー」が11月15日から上演される。本作は、瀬戸康史演じる心療内科医・立花徹と、有村架純演じる高校時代の同級生・渡辺恭子の人生が交差することで、過去・ … 続きを読む

浅野寛介、シェイン・コスギ、ケイン・コスギ「日本のアクションを超えた、世界のアクションをぜひ映画館で体験してほしいです」『四十九-SEEK』【インタビュー】

映画2026年7月30日

-シェインさん、お兄さんのケインさんを演出した気持ちはいかがでしたか。  とてもやりやすかったです。常にこちらが出してほしいと思う以上のものを出してくれるので、期待感が高まりました。寛介もそうですが、自由にやってほしいと思っていたので、その … 続きを読む

斎藤工、水上恒司「映像作品としてパンドラの箱を開けるタイミングが来た」【インタビュー】Prime Originalドラマシリーズ『犯罪者』

ドラマ2026年7月27日

水上 今、斎藤さんがおっしゃったように、僕と一生さんがやっている時に、そのシーンにはいない斎藤さんの顔が浮かぶことが一番大きいと思います。その場にいない人の何かを感じながら、目の前の人に対して言葉を投げかけていくことができるのが演技のレベル … 続きを読む

【映画コラム】夏にちなんだ異色ホラーを紹介『オブセッション 災愛』『ユースフル・ゴースト』『だぁれかさんとアソぼ?』

映画2026年7月24日

 一方、タイから届いた『ユースフル・ゴースト』(10日公開)は、さらに大胆な発想で観客を驚かせる。粉じん公害が深刻化したバンコクで、呼吸器疾患によって妻ナット(ダビカ・ホーン)を失ったマーチ(ウィットサルート・ヒンマラート)の前に、彼女の霊 … 続きを読む

page top