【インタビュー】「みかづき」高橋一生「見ているうちに、塾の話であることをうっかり忘れると思います(笑)」

2019年1月25日 / 15:47

-高橋さんは5人兄弟だそうですが、長男としてどのような教育をされましたか。

 僕が18歳の時に一番下の弟が生まれたので、自分の子どものように感じていましたが、常に目線は一緒にするよう心掛けていました。教える、ということは意識せず、自分の普段の生活や行動を見てもらうようにしていました。言葉にすると間違って受け止められる可能性もありますから。

-塾にまつわるエピソードがあれば教えてください。

 塾に通っている子はすべからく視野が広かったと思います。子どものころは、学区が違うだけで、遊びとか、はやっていたものって違うじゃないですか。まるでアメリカンスクールに行って戻ってきたみたいな、一つの学校のルールだけに縛られていない気がしました。自分も、そういう友達から文化の違いみたいなものを吸収したり、取捨選択したりしていたのかもしれません。撮影中は、子どもは環境が違うだけで受け取るものが違うので、外側から影響されすい時期に、いかに教育が大切な責任を負っているかを感じました。

-最後に視聴者にメッセージをお願いします。

 見ているうちに、塾の話であることをうっかり忘れると思います(笑)。塾から、主軸の家族の話に戻っていくんです。時代背景や、主人公夫婦の職業として塾が舞台になっているけれど、結局は人間にフォーカスが当たっていく。人間と人間の普遍的な話だと思います。ぜひご覧ください。

(取材・文/錦怜那)

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

山崎育三郎「一番、自分に近い存在」 ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が伝える「解釈力」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月31日

-改めて、この作品の魅力はどんなところにあると感じていますか。  僕は、生きていく中で「解釈力」が大事だなと思っています。生きているといろいろなことが起きますよね。大変な状況や苦しいこと、大失敗もある。でも、起こった事実は変えられなくても、 … 続きを読む

【映画コラム】10月の公開映画から

映画2026年10月31日

「クジラに落ちた男」(16日公開)★★★ 父を知り、父を乗り越える  巨大なマッコウクジラに丸のみにされた17歳のジェイ(オースティン・エイブラムス)が、亡き父の教えを頼りに脱出を図る。ブライアン・ダッフィールド監督が描くのは、「ピノキオ」 … 続きを読む

柳楽優弥「川栄さんと真剣に作品に向き合ってきた」川栄李奈「柳楽さんを信頼しています」共演4度目の2人が伝説的作品に挑む『RYUJI 竜二』【インタビュー】

映画2026年10月30日

-以前お話を伺った際、柳楽さんはご自身のお芝居について「以前は自分を役に寄せていくやり方をしていたが、『浅草キッド』の後からは、自分のパーソナルな部分を役に反映させて演じるようにしている」というお話をされていました。今回、竜二という役に対し … 続きを読む

横浜流星に「流星をよろしく」の声続々 『国宝』脚本家・奥寺佐渡子が「LOST10」で感じた愛される人柄【インタビュー】

ドラマ2026年10月30日

-小駒と直の掛け合いで工夫したことはありますか。  小駒と直は年齢も職業も育ちも違い、仲良くなれる要素も、バディになれる要素も全くないと思ったので、まず2人の共通点を考えました。刑事も保険調査員も、被害者や遺族が一日でも早く安心できるように … 続きを読む

桐谷健太、「聖地X」で5年ぶりの舞台に挑む 「きっといろいろな刺激を受け、新たな感覚に出会える」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月30日

-5年前の「醉いどれ天使」以来の舞台出演となりますが、舞台にまた立ちたいという思いはずっとあったのですか。  お話をいただけるならと思っていました。ただ、役者は見てくださる方がいて、やりましょうとおっしゃっていただいてできるので、舞台に立つ … 続きを読む

page top