【インタビュー】『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』葵わかな「遠い世界だと思っていたアフリカに行ってみたくなりました」

2019年1月16日 / 08:00

-ライオンのウィリアムは、4年もかけて成長過程を撮影していますね。

 大変な努力ですよね。映画やテレビドラマでそんなに長く撮影することはありませんが、この作品ではサバンナの動物たちを現地に行って長期間、撮影しているわけですから。そういうお話をいろいろと伺って、改めて頭が下がりました。

-ところで、番組の人気キャラクター、ヒゲじいはこの作品にも登場しますが、おなじみの駄じゃれを聞いた感想は?

 よくあんな駄じゃれを思いつくなあ…と感心します(笑)。でも、収録のときは「厳しく突っ込んで」と言われたので、遠慮なく突っ込ませていただきました(笑)。「ちょっとかわいそうかな…」と思いましたが、スタッフの方からは「いいですね!」と太鼓判を押していただきました(笑)。

-この映画を見て、アフリカに対するイメージは変わりましたか。

 今までは「広い土地にいろいろな動物が暮らしている」という程度で、具体的なイメージを持てるほどの知識はありませんでした。でも、この映画でライオンやゴリラや、さまざまな珍獣たちがこんなふうに暮らしているんだと知ることができ、新しい発見がありました。実際に現地で撮影された方ともお会いして、遠い世界だと思っていたアフリカが「私でも飛行機に乗れば行ける場所なんだ」と感じることができたので、ぜひ行ってみたくなりました。

-改めてこの作品の見どころを。

 登場する動物たちのかわいらしさや、その成長過程、暮らしぶりを楽しんでいただくことはもちろんですが、それだけでなく、私たちが普段、生活しているだけでは見ることができない景色もたくさん詰まっています。それを映画館の大きなスクリーンで見たら、普段からテレビで番組を見ている方でも、いつも以上に自分がそこいるような臨場感が味わえるはずです。私も、収録のときは小さな画面だったので、ぜひ映画館でもう一度見てみたいです。

(取材・文/井上健一)

『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』

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