エンターテインメント・ウェブマガジン
最初は久武の方が身分もずっと上ですが、男として見込んだからこそ、手紙のやりとりをするなど、交流を深めていったに違いありません。ただ、不器用な人間だとは思っていたでしょうね。自分の意見を言い過ぎて、島流しに遭ったりもしているので…。それでも、自分ないものを持っている西郷は、絶対に薩摩に必要な人間だと考えていた。それほど信頼していたからこそ「西郷が行くなら…」と、西南戦争にも同行したのでしょう。
2人が決別していく様子は、見ていて悲しくなりますよね。一度、薩長同盟を結ぶ前に、西郷と大久保が廊下の隅でこっそり話しているところに久武が通りかかって、何を勘違いしたのか、2人の仲を誤解する場面があったんです(第29回)。「おまえら、そうなの…?」と(笑)。ただ、久武にはそれぐらい仲がよく見えていたわけです。そういう2人が仲違いをするのは、やっぱり寂しいなと…。
鉄砲の弾が次々と飛んでくる中、部下に止められながらも意地を見せて弓を射るという見せ場があります。弓を引くのは初めてでしたが、頑張って練習したので、カッコよく映っていたらいいですね。重い話ではありますが、世の中が移り変わっていく時代ということもあって、みんなバラバラな格好をしている辺りは西南戦争の見どころではないでしょうか。僕も、頭は七三分けなのに、鎌倉時代のような格好をしていますから(笑)。
こればかりはオファーが来ないと何とも言えませんが、その気にはなっています。マネジャーにもしっかり、「その道はあるぞ」と伝えてあります(笑)。
(取材・文/井上健一)
映画2025年10月23日
-文子が生涯学習の講座に行きますが、生涯学習についてはどう思いますか。 実は、以前、静岡県の生涯学習の委員をやっていました。それから最初に出した『山なんて嫌いだった』という本の後書きに「いつか少し時間ができたら大学に行って勉強してみたい」 … 続きを読む
映画2025年10月22日
-その場でとっさに反応したように見える迫真のお芝居でした。では、マモルにとってもう一つ大事な要素である北村さん演じるタクヤとのバディ感は、どのように作っていったのでしょうか。 北村さんと一緒に現場で作っていった感じです。僕が最初、緊張して … 続きを読む
映画2025年10月22日
-ライと似ているところや共感するところはありましたか。 全てを理解することはできないですけど、すごく分かる部分も多かったです。もちろん私は今死にたいわけではありませんが、ライさんの死に対する考え方も理解できるところはあって、言っていること … 続きを読む
ドラマ2025年10月21日
-恒松さんが演じるピュアで心優しい澪と、どこかあやしげな魅力を持つ冷静でクールな眞希、この2つの人格の女性のうち、橋本さんはどちらに引かれますか? どっちだろう、ちょっと考えてもいいですか……!? うーん……どちらも魅力的です(笑)。 - … 続きを読む
ドラマ2025年10月20日
-高橋さん、沖縄の言葉は大変でしたか。 高橋 真栄田に関しては「ないちゃー(本土の人間)」と言われているような男なので、そこまで大変ではなかったのですが、(小林)薫さんや青木(崇高)さんは結構大変だったと思います。真栄田は彼なりによかれと思 … 続きを読む