エンターテインメント・ウェブマガジン
僕が参加したときには、映画をどんな構成でどんな雰囲気にするかということは既に決まっていました。監督のビジョンが明確だったので、僕はそこに乗っかった感じです。だから、その辺りは監督やスタッフの力によるところが大きいです。ただ、監督のアイデアで『草原の輝き』(61)や『波止場』(54)といった作品を、キャストのみんなで一緒に見ました。
ケイティの父親を演じたロブ・リグルとの共演です。彼はアメリカでは不動の地位を築いているコメディースター。共演できたことは忘れられない思い出です。
日本でヒットした映画のリメーク作品で来日できたことは、とてもうれしいです。とはいえ、僕は違うバージョンだと考えています。日本とアメリカでは高校生の日常もだいぶ違いますし、原作に登場したヒロインの母親がこの作品には不在で、より父親にフォーカスした内容になっています。日本の映画を見て、アメリカ版の脚本を読んだら、そういった違いが面白く、がぜんやる気になりました。
いろいろな顔を持つ俳優になりたいです。この作品はラブストーリーですが、その前に演じたのは、イラクの戦場を舞台にしたテレビ作品でアメリカ兵の役。この映画とは真逆です。だから、また全然違う作品で来日できたらいいですね。
この苗字は目を引くので、良し悪しですね。ただ、損なことばかりとは限りません。僕は父の子として生まれたおかげで、この上なくいい人生を送れています。父は僕の師。いろいろなアドバイスもくれますし、たくさんのことを学びました。プレッシャーが大きいと考える方が多いようですが、僕は父と同じ道を歩むつもりはありません。ボディビルダーとしてアクションスターになるわけではありませんから。結局は自分が満足できるかどうか。好きなことを追求し、自分が楽しめればいい。それが僕の考えです。
(取材・文/井上健一)
映画2025年10月30日
-今後はどんな役をやってみたいと思いますか。 自分が選ぶよりは選ばれる仕事なので、自分からこの役をやりたいというのはないのですが、寡黙な役だったら、せりふは覚えなくていいのかなと(笑)。でもそれはそれで大変ですから、どんな役でもやりたいで … 続きを読む
ドラマ2025年10月30日
-今回の相手役がタイプロ(timelesz project AUDITION)で話題になっている橋本さんとお聞きしたときの心境はいかがでしたか。 お相手が橋本さんだとお聞きしてからタイプロを見始めたのですが、すごく一生懸命で頑張っている方 … 続きを読む
映画2025年10月30日
-お互いの演技を見てどう思いましたか。 佐藤 僕は撮影が終わって家に帰ると、妻に「ほんとに毎日撮影が楽しいわ。すごいよ」と言っていました。とにかく僕の前の席に、最初は染谷将太、その後が渡部篤郎で、寛一郎が入って、山田裕貴が座って…。いずれも … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年10月29日
本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館で楽しめる「松竹ブロードウェイシネマ」が、10月31日から「松竹ブロードウェイシネマ 2025秋」と題した連続上映を開催。トニー賞などを受賞した「エニシング・ゴーズ」「インディセント」「タ … 続きを読む
2025年10月28日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼それは漫画本だった 玉秀斎が小 … 続きを読む