エンターテインメント・ウェブマガジン
中山 私に関しては、強い女性を演じてくれという話だけで、それ以外は特にありませんでした。あとは撮影のときに何かあれば、その都度「もっとこうしてほしい」ということを積み重ねていった感じです。
キム 僕は日本に来る前に監督と話し合っていました。例えば、チャネの韓国での生活がどんなふうだったのか、なぜ「人間失格」を読んで日本に来たのか…、そんなことです。シナリオを読んで、疑問点を書いて送って、その後に話し合ってという作業を何度か繰り返して。これ以上は何もないというところまでやったので、役に関する話はそこで終わっていました。あとはもう、チャネは涼子さんがいないと完成しないキャラなので、中山美穂さんの芝居からいろいろもらおうという気持ちで日本に来ました。
中山 選べないんですよね、いっぱいあって…(笑)。映像的には、涼子とチャネの2人がソファーに座って、黙って本を読んでいる場面が美しいですね。
キム 2人が一緒に暮らすようになってからの家のシーンは全部好きです。映像の美しさでは、真っ白な服を着た2人が神社を歩きながら会話をするシーンもすてきです。光の当たり方が絶妙で。
中山 なるべく先入観なく見ていただければ…。その方が、この世界に入り込みやすいのではないでしょうか。
キム ただ、楽しんでください。それだけです。アクションやコメディーだったら、ここがいい、ここが受けると説明したいのですが、この映画は何も言いたくないんですよ(笑)。ただ見て、感じてくだされば、それだけでうれしいです。
(取材・文・写真/井上健一)
ドラマ2026年4月3日
-すごいですね。 それでも、「カット」がかかった途端、皆さんとても明るく振る舞っていらっしゃって。私だったら、役を引きずってしまい、すぐには切り替えられないと思います。きっと皆さん、亡くなった親族やご友人など、思い出す相手がいらっしゃって … 続きを読む
ドラマ2026年4月2日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月2日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮で神道 … 続きを読む
映画2026年4月2日
-本作が長編初監督となるリョン・コイイン監督の印象はいかがでしたか。 言語が異なるので、最初は監督の意図を把握するのも難しかったくらい、コミュニケーションに苦労しました。ただ、監督が日本語を熱心に勉強してくださって、撮影までの二カ月くらい … 続きを読む
映画2026年4月2日
-コメディーを演じることについてはどう思いましたか。 基本的には、とことん真面目に演じるということですかね。脚本を客観的に読んでいると、ここは面白いなと思うところがありますが、いざ演じるとなった時にそれを意識し過ぎると駄目になる気がします … 続きを読む