エンターテインメント・ウェブマガジン
エズラ 原作が“コミック”ブックだからね(笑)。今回は演じる上で、いろいろなことを意識しましたが、一番考えたのは、原作のフラッシュは、とても善人で謙虚な気持ちの持ち主として描かれているということでした。それから、現実の世界では、いろいろと苦労した人の方が面白いことを言ったりもしますが、彼らは自分を守るために笑いを利用しているのです。その点ではフラッシュも同じです。それに彼は人の話をちゃんと聞きます。観客にはフラッシュのそんなところも見てほしいと思います。ドストエフスキーの小説に『白痴』がありますね。あのせりふの時のフラッシュはまさにそんな感じでした(笑)。
レイ 確かにサイボーグは半分人間で、衣装も脱げません。それに黒人であるという点も見逃せません。今回は彼の姿を通して、そうした比喩を伝えたかったのです。また、私たちはテクノロジーに頼り過ぎて、そのうちに皆サイボーグになってしまうのではないかという問題もあります。例えば、あなたの眼鏡、腕時計、録音機、携帯電話も皆機械ですよね、特に携帯電話を持っていないと、私たちは裸になったような気分になります。ですからサイボーグは、将来的に人間はこうなってしまうのでは…という恐れを具現化した、とてもリアルな存在なのです。そもそも人間とは何なのか。体なのか、脳なのか、心なのか…。これはとても重要な疑問だと思います。
エズラ ワオ! とても素晴らしい答えだ(笑)。
エズラ このチームがフラッシュをどこに連れて行くのかがとても楽しみです。僕はフラッシュのキャラクターにとても興味を持っています。なぜなら、原作はとても早いペースで物語が進み、フラッシュはすぐに強くなり、自信満々になります。ですから、映画では、彼がどういう経緯で変化していったのかをじっくりと見せていきたいと思っています。
レイ サイボーグは、まだまだ成長の途中です。自分自身のこと、父親との関係、そして周囲の人々との付き合い方など、乗り越えるべき問題がたくさんあります。また、彼がスーパーヒーローのグループから出て一人になった時に、社会とどう向き合っていくのかも大きな問題です。彼が一人で街に出た時に、人々からどのように見られるのか、また、彼自身がどのように変化していくのか、ということに、とても興味があります。
(取材・文・写真/田中雄二)
ドラマ2026年6月19日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。6月14日放送の第23回「さらば半兵衛」では、菅田 … 続きを読む
映画2026年6月18日
-ある意味、西野さんにとっては挑戦的な役柄でしたか。 西野 こういう川奈みたいな役柄は今まであまりやったことがなかったので、見る人によっては新鮮に感じてもらえると思います。 舘 「この役をやったら“二枚目女優”としてはもう成立しなくなるかも … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年6月16日
舞台「成瀬は天下を取りにいく」が7月4日(土)から上演される。本屋大賞をはじめ数多くの文学賞を受賞し、主人公・成瀬あかりが全力で我が道を突き進む姿が読者を魅了した、シリーズ累計発行部数210万部を突破する大人気小説『成瀬あかりシリーズ』。 … 続きを読む
映画2026年6月15日
-MEGUMIさんから見た彼女の演技はいかがでしたか。 MEGUMI 素晴らしかったです。今いろいろな方にこの映画を見ていただいているんですけど、ヨーロッパの方からも日本の方からも、「主演の片山さんが本当にすごいね」という声をたくさんいただ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年6月12日
累計発行部数1億2000万部を突破した、原泰久による大ヒット漫画を原作とした舞台の第2弾となる「キングダムII ―継承―」が、8月9日から上演される。本作は、苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の少年・信と、のちの始皇 … 続きを読む