SS501の3人のメンバーによるユニット“Double S 301”に直撃インタビュー!

2016年4月11日 / 10:00

 2005年に韓国でデビューし、日本やアジア各国でも大人気を博したSS501。10年の活動休止から6年がたち、ついに、ホ・ヨンセン、キム・キュジョン、キム・ヒョンジュン(末っ子)の3人が、ユニットDouble S 301(ダブル・エス・サンマルイチ)として活動をスタート! 16年4月20日には待望の日本アルバム『ETERNAL S』を発売し、東京、大阪でのコンサート開催も決定。再び日本のファンの元へ帰ってきた3人に、活動再開への意気込みを聞いた。

 

01sタイトル曲は3人のイメージにぴったりの1曲

―Double S 301として久しぶりに日本での活動を再開されましたが、SS501のデビュー当時と比べてどんな変化がありましたか。

ヒョンジュン デビュー当時と比べたらかなり変わっていますね。当時は所属事務所やレコード会社が考えたコンセプトの曲をもらってレコーディングをするケースが多かったんですが、今は、どんな楽曲を歌うのか、趣向やコンセプトを3人で一緒に話し合って作っていくというのが、一番の変化です。
キュジョン (「もっと知りたい!韓国TVドラマvol.20」に掲載された日本デビュー当時の写真を見て)外見も結構変わりましたね。でも何よりも変わったのは活動に向けての心構えのような気がします。当時は情熱にあふれ、意欲に燃えていたんです。もちろんその気持ちが変わったわけじゃないですが、今は、どうやってファンと触れ合い、どんな形で僕らの姿を見せるべきかについて、もっと頭を悩ませてるんです。そういえば、デビュー当時は日本の街中を歩くときもSS501のイニシャルが入ったネックレスをしていましたね。僕らを知ってもらいたくて。今は、僕らのことを応援してくれる方のために、より良い姿を模索しています。

―16年4月20日にアルバム『ETERNAL S』が発売になります。タイトル曲の「Fraction」はどんな曲ですか。

キュジョン 僕らDouble S 301だからできる、僕らにぴったりの楽曲です。もしSS501の5人だったらタイトル曲には選ばれなかったでしょうね。SS501とはまたカラーが違うんです。切なくて神秘的な歌詞も気に入ってます。

―アルバム1曲目の「Bad Dimension」は?

ヒョンジュン 英語の歌詞と日本語の歌詞が行き来する言葉遊びもあって、アドリブも多い曲です。普段僕が好んで歌ったり聞いたりする音楽に近い曲で、自分にハマる曲だと思いました。レコーディングも不思議なぐらいスムーズにできて、気持ち良く歌えた曲ですね。

―韓国でひと足先に「PAIN」という曲を発表されました。激しいダンスチューンの曲でしたが、踊りの方はいかがでしたか。

ヨンセン それほど難しくはなかったですね。ただ以前と違うのは、以前は2、3曲続けて踊っても平気だったのに、今は1曲踊ったら息が上がってしまって連続では踊れない…ぐらい?
キュジョン 激しいと感じられたようですが、僕らにはちょうどいい感じでした。SS501の曲より体力的にもきつくない振り付けというか。ただ少ない人数で多様な動きを見せるために、ちょっと移動が多いかな、というぐらい? 実は僕も久しぶりだから、振り付けを覚えるのに時間が掛かるんだろうなと思っていたんですが、ヨンセンもヒョンジュンもソロ活動をしてきたからか、覚えるのがめっちゃ早くて。僕はもともと遅いんですよ。でも2人のおかげで早く覚えられました。
ヒョンジュン 早く覚えるよりうまく踊れることが大事!
ヨンセン そうそう。

 
  • 1
  • 2

関連ニュースRELATED NEWS

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【映画コラム】映画は原作を超えたか 沖縄の現代史を背景に描いた力作『宝島』/純文学風ミステリーの趣『遠い山なみの光』

映画2025年9月18日

『宝島』(9月19日公開)  1952年、米軍統治下の沖縄。米軍基地を襲撃して物資を奪い、困窮する住民たちに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。  村の英雄でリーダー格のオン(永山瑛太)と弟のレイ(窪田正孝)、彼らの幼なじみ … 続きを読む

【Kカルチャーの視点】レジェンドたちの「朝鮮の旅」たどった写真家の藤本巧さん

2025年9月18日

 朝鮮の文化を近代日本に紹介した民藝運動家の柳宗悦や陶芸家の河井寛次郎。彼らが1930年代に見た朝鮮の風景に憧れ、1970年に韓国の農村を訪れたのが写真家の藤本巧さんだ。以来50年以上にわたり、韓国の人々と文化をフィルムに刻み続けてきた。 … 続きを読む

エマニュエル・クールコル監督「社会的な環境や文化的な背景が違っても、音楽を通して通じ合える領域があるのです」『ファンファーレ!ふたつの音』【インタビュー】

映画2025年9月18日

 世界的なスター指揮者のティボ(バンジャマン・ラべルネ)は、突然白血病を宣告され、ドナーを探す中で、生き別れた弟のジミー(ピエール・ロタン)の存在を知り、彼の隠れた音楽的な才能にも気付く。兄弟でありながらも異なる運命を歩んできた2人。ティボ … 続きを読む

前田旺志郎「世の中に関心を持つ大切さに気付いた」窪塚愛流「止まっていた時間が動き出した」初共演の2人が福島原発事故を題材にした映画で感じたこと『こんな事があった』【インタビュー】

映画2025年9月16日

 東日本大震災から10年後の福島を舞台に、原発事故で引き裂かれた家族と青春を奪われた若者たちの姿を描いた『こんな事があった』が9月13日から全国順次公開中だ。監督・脚本は、『追悼のざわめき』(88)などで日本のみならず世界の映画ファンから支 … 続きを読む

グイ・ルンメイ、真利子哲也監督「お互いが思い合うからこそすれ違う。でもそこには愛があるという家族の形を描きたかった」『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』【インタビュー】

映画2025年9月12日

 ニューヨーク・ブルックリンで暮らすアジア人夫婦を主人公に、息子の誘拐事件をきっかけに夫婦の秘密が浮き彫りとなり家族が崩壊していく姿を、全編NYロケで描いた『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が、9月12日から全国公開され … 続きを読む

Willfriends

page top