「嵐のワクワク学校2016」最終公演レポート

2016年6月27日 / 18:50

 「嵐のワクワク学校2016~毎日がもっと輝く5つの自由研究」が26日の東京ドーム公演で最終公演を迎えた。

 2011年にスタートし、今年が6度目の開催となるイベントは、嵐が“先生”となり、日々の暮らしを楽しくするコツやその気づきの大切さを学ぶもの。今年はワクワク学校の“付属研究所”を舞台に、嵐の五人それぞれが学生時代に実際に行った夏休みの自由研究や今興味を持っていることを各授業の研究テーマとした。今年は、ジャニーズWESTのメンバー七人が“助手”として参加。また、付属研究所の“所長”として山中伸弥教授もVTR出演した。

 1時間目の先生は二宮和也。実際に自身が小学生の時に自由研究のテーマとした「トイレットペーパーの芯の可能性」を探る。トイレットペーパーの芯で作った、糸電話の仕組みを利用した「ストリングラフィ」という楽器で、助手の濵田崇裕らと演奏を披露。松本潤らからは「今までで一番良かった」という声が上がり、二宮も笑顔を浮かべた。

 2時間目の先生は大野智。助手の桐山照史と大野が一番興味があるのが魚釣りということで「魚をおいしく食べる方法」を伝える。さっそくドーム内に作った海に船を出し、櫻井翔と共に釣りを開始。櫻井がヒットするも、大野が先に釣り上げ、見事真鯛をゲットした。そして、大野が学んできたおろし方で刺身を作り、櫻井が試食。切り方によって刺身の味が変わることに「正直うそだと思ってたけど」と驚いていた。

 3時間目の先生は相葉雅紀。助手は中間淳太と重岡大毅。テーマの「体幹」を「ていかん」と無意識に言い間違え「自分でもびっくりした」と笑いを誘った相葉だが、小学生とのぞうきんがけレースでは大活躍。桐山、濵田、松本とチームを組み、これまでの公演で負けが込んでいたジャニーズチームをアンカーとして逆転勝利に導いた。最後は対戦した小学生へ「相葉くんのこと嫌いにならないでね」とフォローも忘れなかった。

 4時間目の先生は櫻井。助手は藤井流星。二宮と同じく自身が学生時代に自由研究で取り組んだ「星」をテーマにした櫻井は、「星空がよりすてきに見える研究」を発表した。ムーディーな櫻井の語り口から「ロマンチック天体観測」と題したコーナーに。二人は芝居がかった口調で会場に浮かび上がったてんびん座を見つけ、櫻井が「あの空のてんびんにのる前に、僕のてんびんに乗ってみないか? 僕のてんびんに乗れば君は必ず天国行きだ」とロマンチックな決めぜりふを二宮に披露。最後はドヤ顔で決めた二人に会場からは黄色い悲鳴が、先生と助手からは数々の突っ込みが飛んだ。

 5時間目の先生は松本。助手は小瀧望と神山智洋。テーマは「運ってなんだろう?」。運良く選ばれた観客と言葉を交わすコーナーでは、その観客から松本ファンと明かされ思わずガッツポーズを。「結局一番運がいいのは松本潤じゃない?」と櫻井から突っ込まれていた。その後、募集した「ツイていない話」を先生と助手で「ポジティブ変換」してみせることに。濵田の無邪気な回答を二宮がフォローしたり、濵田の“お兄ちゃん”と呼ばれた相葉が“弟”に負けず劣らずの珍回答を披露、中間と濵田が回答権を得るべくダンスでアピールしたりと大いに盛り上がった。

 締めくくりには熊本県PRマスコットキャラクターのくまモンも登場し、投票で櫻井チームの優勝が決定。観客と共に「嵐のワクワク学校校歌」を歌い、幕を閉じた。


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