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この他、久しぶりに再会した吉之助に思いのたけをとうとうと語る旅籠の仲居・お虎(近藤春菜)を、新八(堀井新太)が冷めた目で見つめる場面のユーモアあふれる空気感も絶妙だった。
新たなキャストが呼び込む新風と、これまで演じてきた俳優陣の円熟味を増した芝居が一体となった“革命編”は、幕末にふさわしい盛り上がりを見せてくれるに違いない。主演の鈴木亮平も当サイトのインタビューで「ドラマの展開もダイナミックなので、そのスピード感に乗り遅れないでいただきたいです」と語っている。その言葉通り、明治維新に向けて加速していく物語から、ますます目が離せなくなりそうだ。(井上健一)