【芸能コラム】街の魅力を再発見! 日本で撮影された外国映画 『マンハント』『ブラック・レイン』『007は二度死ぬ』ほか

2018年3月6日 / 14:47

 現在公開中の『マンハント』は、福山雅治をはじめとしたアジアのスターが顔をそろえ、無実の罪で追われる男と、彼を追う刑事がたどる運命を描いた物語。この作品の見どころは、巨匠ジョン・ウー監督ならではの迫力のアクションだが、もう一つ、全編が大阪を中心とした日本国内で撮影されている点にも注目したい。

『マンハント』 (C)2017 Media Asia Film International Ltd. All rights Reserved

 見慣れた風景でも、日本人とは異なる感覚を持つ外国人の監督の手にかかると、新たな魅力を生むことがある。例えばこの作品では、水上バイクを使ったアクションシーンを大阪の中之島、堂島川周辺で撮影しているが、水上アクションの映像は、今まで見たことがないような街の表情を垣間見せてくれる。

 100年を越える映画の歴史において、日本で撮影された外国映画は数多く存在する。ここでは、そのいくつかを紹介したい。

 まずは『マンハント』に先立つことおよそ30年、1989年に大阪で撮られたハリウッド映画『ブラック・レイン』。『エイリアン』(79)、『ブレードランナー』(82)のリドリー・スコット監督ならではの光と影のコントラストに彩られた大阪は、まるで異国の雰囲気。バブル景気真っただ中の街の風景を収めた映像も、今となっては貴重な資料といえる。『マンハント』と見比べてみるのも面白いだろう。不世出の名優・松田優作の遺作としても知られる本作だが、松田が演じたやくざの手下の1人を、『マンハント』にも出演した國村隼が演じているのもポイントだ。

 
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