【大河ドラマコラム】「青天を衝け」第二十四回「パリの御一新」学びを得て窮地を脱した栄一の姿が伝えるメッセージ

2021年8月18日 / 12:49

 そんな苦しい状況の中、自分たちの窮地を救った株式資本の存在を、栄一はどれほど心強く感じ、勇気づけられたことだろうか。そのインパクトの大きさは、私たちの想像を遥かに超えていたに違いない。

 そして帰国する間際、「こうなっては、ここで得たことも、日本に戻って生かせるかどうかも分からねえ。しかし、どんなことになっても、この手で日本のために尽くします」とエラールに語った栄一の姿は「災い転じて福となす」、「人間万事塞翁が馬」という格言を思い出させてくれた。

 それは、コロナ禍によって先の見えない不安な日々を過ごす私たちを、大いに勇気づけるメッセージとなったのではないだろうか。(井上健一)

渋沢栄一(篤太夫)役の吉沢亮

 

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