【芸能コラム】会話の妙がポイント! 役者と脚本家の技が光るリモートドラマ

2020年6月6日 / 07:00

 フジテレビでは、林遣都が唯一の出演者として一卵性三つ子役を演じる「世界は3で出来ている」を6月11日に放送する。同作は「リモートによる打合せと、密を避けての安心安全な撮影を徹底した、いわばソーシャルディスタンスドラマ」で、緊急事態宣言後に再会した兄弟の今を映し出す。

 脚本は、ドラマ「みにくいアヒルの子」、「ホタルノヒカリ」、連続テレビ小説「スカーレット」などの水橋文美江。

 林は「スカーレット」で、ヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)の幼なじみで優しくお調子者の大野信作役を好演して注目を集めただけに、水橋によって次はどんな魅力が引き出されるのか期待は高まるばかりだ。

 役者と脚本家の強力タッグによって作り出される会話の妙。見逃し配信で視聴可能な作品もあるので、“今だから”極上の会話劇を存分に堪能してはいかがだろうか。(錦玲那)

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