【芸能コラム】昔の面影はどこに? 肉体改造し過ぎて激変する役者たち

2019年5月1日 / 12:00

 「女の子みたい」と言われるほどかわいかった10代の頃の面影が、いろいろな意味でほぼ消えた山田孝之。当初から定評があった演技力に、妥協のない役作りも加わり、役者として大成功を収めると、近年は、バラエティー番組でアイドルオタクの一面をさらけ出し、アーティストとしてCDをリリース、映画界ではプロデューサーとしても活躍。さらに、取締役CIOの顔も持ち、300人の女性のバストを測定するという突飛なイベントを開催するなど、まさに唯一無二の存在にのし上がった。

 そんな山田は、役作りのために減量をすることもあるが、映画『クローズZERO』(07)での“百獣の王”の異名を持つ不良役がきっかけで、ワイルドでたくましいイメージが定着。ひげもトレードマークとなり、風貌の変容に一役買っている。現在35歳。年齢を重ねるたびに特異性と貫禄が増した山田は、次にどんな変化を遂げるのか…。

 46歳にして、昨年から“筋肉キャラ”でバラエティー番組にひっぱりだこの武田真治。実は25歳の頃からトレーニングは続けており、たびたび、ドラマや映画でも華麗なアクションを披露している。しかし、NHKの体操番組「みんなで筋肉体操」(18)で、“筋肉指導員”の解説のもと、ひたすら筋肉体操に励む姿があまりにもシュールで話題になると、そのルックスも注目されるようになった。

 そんな武田も17歳でデビューした当時は、華奢なスタイル、女性っぽいファッションや雰囲気が特徴の「フェミ男」の代表格と言われており、現在とのギャップには目を見張る…。

 最近は、田中圭、三浦翔平、竹内涼真、中尾明慶など、SNSで自慢の筋肉を披露する俳優も多い。パンプアップし過ぎて激変する人は今後も現れるのか!?(錦怜那)

(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会

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