高橋みなみ「AKB48の覚悟を見てほしい」 『DOCUMENTARY of AKB48』第4弾がいよいよ公開!

2014年7月3日 / 15:01

(C)2014「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

―本作では、大組閣の舞台裏も多く取り上げられていますが見どころは?

高橋 今回の大組閣は各チームのバランスを見て移籍や兼任を突然言い渡された子が多かったんです。映画の中では、地方で学生生活を送っていて、行きたいけれど行けない子たちの気持ちや、「突然は無理! どうしたらいいの」という葛藤が描かれていて。一般の社会でも、サラリーマンの方が突然「明日から大阪に転勤です」と言われるような状況がAKB48にも普通にあったりするので、その中でどう覚悟を決めて、どこで何をやっていくのかというところを見てほしいと思います。

―本作は第4弾ですが、このシリーズは皆さんやメンバーにとってどんな意味があるのでしょう?

柏木 私や小嶋(陽菜)さんは、裏でカメラが回っていなくても、泣いたり怒ったりする感情的になることが本当になくて、いつも出番が全くないんです(笑)。でも「この子はあのときこんなに悩んでいたんだ」とか、同じチームの子でも知らない部分がたくさんあるので、それを見るのが毎回怖くもあり楽しみでもあります。

高橋 AKB48にいると毎日怒とうの日々なので、振り返る時間が全くないんです。でも、この映画を見ると「あっ、こんなことあったね」と振り返れます。この映画のダイジェストを見たときに「こんなきついことがあったわ」ってつらかったことを思い出して言葉が出なかったりもするんですが、今楽しく笑っていたり次に向かって歩き出そうとしている自分たちがいて、この映画で「あのときがあったから今がある」というのをすごく感じることができるんです。

映画情報
『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』
2014年7月4日(金)から全国ロードショー。
企画:秋元康 監督:高橋栄樹 出演:AKB48
公式HP:http://www.2014-akb48.jp/

 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

ジェイソン・ステイサム ~絶滅危惧種のアクションスター~

映画2025年12月31日

筋肉系スターの最後の生き残り  そう考えると、『エクスペンダブルズ』シリーズの現役の傭兵役というのは、ステイサムにとってはむしろ異色と言っていい。多彩な個性や国籍の寄せ集めチームという設定のおかげで、彼のナチュラルな魅力もしっかり際立ってい … 続きを読む

寺西拓人 声優初挑戦は「とても刺激的で楽しい経験でした」 「マクロス」、「アクエリオン」シリーズの河森正治監督の長編アニメーションに出演『迷宮のしおり』【インタビュー】

映画2025年12月30日

-どんな点が楽しかったのでしょうか。  舞台や実写作品の場合、役を演じていても、どこか自分が残っているんです。でも、アニメーションは外見が自分と全く異なるので、より強い没入感が味わえて。それがすごく楽しかったです。 -そういう意味では、主人 … 続きを読む

織山尚大、芸能活動10周年を迎え「今のこの年齢で演じる意味がある」 舞台「エクウス」で3年ぶりの主演【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年12月29日

 映画『うちの弟どもがすみません』やドラマ『リベンジ・スパイ』など、数々の映画やドラマ、舞台で活躍する織山尚大の3年ぶりの主演舞台となる「エクウス」が1月29日から上演される。本作は、実際に起きた事件を基に描かれた、ピーター・シェーファーに … 続きを読む

【映画コラム】「2025年映画ベストテン」

映画2025年12月28日

【日本映画】  邦画界は、今年も『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』『チェンソーマン レゼ篇』『名探偵コナン 隻眼の残像』など、アニメーション作品が興行成績の上位を占めたが、実写映画でも大ヒット作が生まれた。歌舞伎を題材とした … 続きを読む

【Kカルチャーの視点】家族の情緒が国境を越える、俳優ムン・ソリが語る「おつかれさま」ヒットの理由

ドラマ2025年12月26日

 ▽親や弟のこと    役者として早期に認められたムン・ソリ。大学卒業後まもなく『ペパーミント・キャンディ』(99年)でデビューし、『オアシス』(02年)の鮮烈な演技で国際映画祭の新人賞に輝いた。06年には、のちに『1987、ある闘いの真実 … 続きを読む

Willfriends

page top