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高橋 今回の大組閣は各チームのバランスを見て移籍や兼任を突然言い渡された子が多かったんです。映画の中では、地方で学生生活を送っていて、行きたいけれど行けない子たちの気持ちや、「突然は無理! どうしたらいいの」という葛藤が描かれていて。一般の社会でも、サラリーマンの方が突然「明日から大阪に転勤です」と言われるような状況がAKB48にも普通にあったりするので、その中でどう覚悟を決めて、どこで何をやっていくのかというところを見てほしいと思います。
柏木 私や小嶋(陽菜)さんは、裏でカメラが回っていなくても、泣いたり怒ったりする感情的になることが本当になくて、いつも出番が全くないんです(笑)。でも「この子はあのときこんなに悩んでいたんだ」とか、同じチームの子でも知らない部分がたくさんあるので、それを見るのが毎回怖くもあり楽しみでもあります。
高橋 AKB48にいると毎日怒とうの日々なので、振り返る時間が全くないんです。でも、この映画を見ると「あっ、こんなことあったね」と振り返れます。この映画のダイジェストを見たときに「こんなきついことがあったわ」ってつらかったことを思い出して言葉が出なかったりもするんですが、今楽しく笑っていたり次に向かって歩き出そうとしている自分たちがいて、この映画で「あのときがあったから今がある」というのをすごく感じることができるんです。
映画情報
『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』
2014年7月4日(金)から全国ロードショー。
企画:秋元康 監督:高橋栄樹 出演:AKB48
公式HP:http://www.2014-akb48.jp/
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