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「Live House ジャニーズ銀座」制作発表詳報

 「Live House ジャニーズ銀座」の制作発表が12日、東京都内で行われ、中山優馬(NYC)、マリウス葉(Sexy Zone)、ジェシー、松村北斗、真田佑馬、神宮寺勇太、岩橋玄樹、萩谷慧悟が出席した。記者会見と囲み取材の詳細は以下の通り。

 

(記者会見)

――では順番にお話を伺っていきたいと思います。まずは今回のリーダー的なお立場ということになるでしょう。帝劇の「新春滝沢革命」、青山劇場の「PLAY ZONE」、そして今年の「ジャニーズ・ワールド タッキー編」と、ステージでの経験値はダントツです。NYCの中山優馬さんです。

中山 本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。今回は「ジャニーズ銀座」ということで、今までのコンサートや舞台などとはまた違った魅力が詰まると思っています。今回はグループでやるというものではなく、僕は個人でやらせてもらいますし、マリウスも松島(聡)くんと2人でやったりとか、演出から構成まで、全て自分たちで考えていいとのことで、僕たちにとっても勉強の場になると思いますし、みんなが違うことをしたりとか、個々に全く違う演出のライブになるんじゃないかなと思います。4、5、6月と、僕たち頑張りますので、よろしくお願いします。

――では続きまして弱冠13歳、2011年にCDデビューを果たしたSexy Zoneからマリウス葉さんです。

マリウス クリエに出るのは初めてで、すごい緊張しているんですけど、松島くんとは初めて2人で出るコンサートなので、2人で全力で頑張りたいと思います。クリエはお客さんとの間隔が小さいので、頑張りたいと思います。はいっ!

――ジャニーズJr.の皆さんをご紹介してまいりましょう。人気ドラマ「私立バカレア高校」でおなじみのジェシーさんと松村北斗さんです。

ジェシー クリエは2、3年前にバック(ダンサー)の方で出させてもらったんですけど、今回はメーンということで非常に緊張しておりますが、まあ今も緊張しておりますが、みんなと変わったことをやりたいと思っておりまして。歌って踊ってだけではなく、芝居とか○○コーナーとか、人それぞれ違ったものをやりたいと思っているので、ぜひそこを見てください。

松村 今回は自分たちのやりたいこと、できることをできるということなので、今まで経験させていただいたことをいかに出して、個性を出すかという舞台になると思うので、そこに注目していただけたらなと思います。よろしくお願いします。

――「笑っていいとも!」の”いいとも青年隊”でおなじみ、noon boyzの真田佑馬さんです。

真田 この中で平均身長を上げているのは僕です、20歳なんで。えっとですね、今回の公演は、ファンの皆さまと距離が近いのが僕は一番の魅力だと思うので、ファンの皆さまと一緒に楽しめる公演をつくり上げたいなと思っています。ぜひ皆さん来てください。

――真田さん、”平均身長”とおっしゃいましたが、平均年齢ですよね?

真田 平均年齢ということで。すみません、緊張しているもので(笑)。

――Sexy Boyzの神宮寺勇太さん。春の新ドラマ「幽かな彼女」に出演中です。

神宮寺 去年のクリエは、A.B.C-Zさんと一緒にやらせていただいたんですけど、A.B.C-Zさんに学んだことを生かして、このクリエを、僕たちメーンとしてやらせていただくので、ぜひ見に来てください。

――同じく「幽かな彼女」に出演中、Sexy Boyzの岩橋玄樹さんです。

岩橋 今まで僕たちSexy Boyzは大人数で曲だったりいろんなことをしていたんですけど、今回は僕たちがメーンということなので、一人一人いろんな個性を出して。自分たちの見せ場があるということにとても緊張しているんですけど、そこをなんとか、頑張りたいと思います。

――ドラマ「BAD BOYS J」に出演中、「ジャニーズ・ワールドの感謝祭」ではドラムパフォーマンスが光っていました。萩谷慧悟さんです。

萩谷 僕は今までは先輩方のバックに立たせてもらうことが多くて、与えられた仕事をきっちりこなすということをやってきたんですけど、今回は自分たちでコンサートをつくるということで、つくる側の大変さというか難しさというかが理解できて、すごい勉強になっています。1回打ち合わせをさせていただいたんですけど、それだけでもすごい大変なことが分かったので、これからもどんどん頑張って成長していきたいと思います。

――例えば今回のために、自ら作詞作曲をした方はいますか?

中山 作詞作曲をするというよりは、全ての構成や演出を僕たちが一から、今までは(スタッフが)考えてくださったことを僕らが頑張るという形が多かったんですけども、今回は自分たちで考えて、自分たちでやりなさいと。そういった意味では勉強になりますし、楽しみな部分でもあると思います。

――一からつくることの大変さ、面白さはどういうところにありますか?

中山 みんな個々に打ち合わせをしていると思うんですけど、自分たちにしかできないパフォーマンスというか、自分たちのやりたいことをやらせてもらおうと思います。だから自分の公演についてプレッシャーはあるんですけど、他のメンバーがどういったことをするのかも僕にとっては楽しみで。打ち合わせ風景も見ていなければ何をするかも聞いていないので、ちょっとずつ探りを入れて(笑)、やっていきたいです。

――こういう個性を出したい、ここだけは他の人に負けたくないというところを教えてください。

中山 今回のメンバーの中で、関西出身は僕と内(博貴)くんだけだと思うので、関西の魅力というか、ちょっと笑いの部分だったりとか。1人でやらせてもらうので、どこまでやり切れるかっていうのも自分との戦いだと思うので、そういったところも一つの個性かなと思います。

マリウス 演技とかもやりたいですね。僕、この間「コドモ警察」と「コドモ警視」に出ていたんですけど、そこで経験した演技を、これからずっとずっと出していきたいと思います。

――シリアスな演技、コミカルな演技、どちらでいきましょう?

マリウス ずっと大人の演技、大人の役だったんで、次は子どもっぽい演技をやりたいですね、はい!

ジェシー 僕はですね、堂本剛くんを尊敬しておりまして。剛くんは人と違って歌い方もすぐ剛くんだと分かるので、僕もあのように自分の世界を持って、611人のお客さまに、なんか、自分の心をあげるというか、1人でぶわーっと届くようなバラードを歌いたいなと。歌がすごい好きなので、そこに絡みでダンスも入れたり、モノマネも好きなのでモノマネコーナーみたいなのもやってみたいです。

松村 僕は今回ジェシーと2人でやらせていただくんですけど、僕は逆に曲調が強かったり、音の強いようなものでジェシーと差を付けて個性を出そうかなと。お互いドラマも何本か出させていただいたりしたので、そういうところもうまく個性として使えたらなと思っています。

真田 シアタークリエは最初のころから出してもらってまして、毎回お客さんとの距離がすごい近いんですね。その距離の近さを生かして何かできないかなと思います。例えば一緒に、バラエティーコーナーをつくったとして、お客さんと一緒に回答するとか。なんか、お客さんも演出側に回れるような、楽しいクリエにしたいなと思います。臨機応変に、お客さんもやってもらえると楽しいなっていう。ムチャぶりとかもしてみて、それでどうなるかなとか。毎回毎回違った公演になればいいなと思います。

神宮寺 今回のメンバーの中では最年少の方なので、僕たちにしかできない明るい曲を歌ったりとか、僕の持ち前である面白さを使っていけたらいいなと思ってます。

岩橋 神宮寺とドラマに出させてもらってるんで、歌もありつつ、ちょっと芝居チックな感じで公演をやっていきたいです。神宮寺も言ったんですけど、みんな年齢が低いので、フレッシュ感を出したいなと思ってますね。

萩谷 僕はですね、Hey!Say!JUMPの中島裕翔くんがドラムをたたいているのを見てドラムを始めたんです。今高校2年生で、中学2年生のときに始めたんですけど、僕の特技はやっぱりドラムなんですよ。この前の「ジャニーズ・ワールドの感謝祭」では、裕翔くんがスネアドラムでソロをやっていて「カッコいいな」と思ったので、僕もやってみたいなと思って練習しています。

――ご自分がメーンになる意気込みを、あらためて聞かせていただけますか。

中山 メーンでやらせてもらうのはみんな初めてだと思いますし、初めてでゼロから考えてやるのは大変だと思うんですけど、クリエはお客さんとの距離が近くてアットホームな空間になればいいなと思います。お客さんも気軽に見に来られて気軽に入れるのが「ジャニーズ銀座」だと思うので、空間を大事にしながら、自分たちだけの公演をやりたいなと思います。

マリウス さっき神宮寺くんや岩橋くんも言ってたんですけど、フレッシュな、みんなまだ子どもなんで、あっ…。

真田 今、聞き捨てならないセリフが隣から聞こえたんですけど(笑)。

マリウス みんな子どもっぽいので…!

真田 まさか年下から言われるとは…(笑)。

マリウス フレッシュで元気いっぱいで、ファンの方を幸せにしたいっていうのが夢…。夢じゃないですね、意気込みですね。

ジェシー 先輩たちがやったこととは違うものを、611人のお客さまに見せたいなと。毎回毎回やることも、ちょっと反応薄かったら違う日には違う曲を入れてコンサートを盛り上げたいので、一日一日、一公演一公演を大切にして皆さんと楽しみたいです。

松村 自分たちで全てを決めていいという状態で、いい意味でも悪い意味でも自由なんですけど、できるだけいい意味での自由を使いたいです。お客さんとの距離を自分たちから近くにいってもいいとか、お客さんのことを考えた曲とか構成にして、いい意味での自由を使って、いいコンサートにできたらなと思います。

真田 例えばですよ? お客さんがその日なんかイヤなことがあったりしてクリエに来るとするじゃないですか。そういうお客さんも全員、笑顔で帰れる公演にしたいと思うんです。そのためにはどうすればいいか、いろいろ考えたんですよ。確かにバラエティー的なことをやるのも大事だと思うんですけど、まだ何をやるかとかは分からないですけど、その中でもジャニーズの曲はめっちゃ名曲が多いんですよ。“知ってるジャニーズの曲が流れたら、知らずと歌ってる自分”みたいなのがあったので、それはお客さんもそうじゃないかと僕は思って。そこで掛け合いができたらな、とか思っています。

神宮寺 本当にゼロから考えるのは難しくて、何をやるかって考えたときに、僕はまだ15歳なんですけど、明るい曲を歌えばお客さんも明るくなるんじゃないかなって、勝手な僕の思い込みなんですけど。明るい曲を歌っていこうと思って。さっきも言いましたけど、僕の持ち前の明るさでお客さんを明るくして、気軽にクリエに、コンビニ感覚で来られるような…。

一同 えっ(笑)!?

神宮寺 それはちょっと言いすぎましたけど(笑)、そのぐらいの意気込みなんでどうぞよろしくお願いします。コンビニ感覚で!

岩橋 今まで僕たちは先輩のバックにつかせてもらって、そこでいろんなことを学んできたので、それを今回、僕たちが今まで学んできたことをどれだけ…作り出していけるか…(声が細くカラカラに)。

真田 大丈夫(笑)!?

岩橋 すいません(笑)。声が。…そうですね。そうです! 学んでいきたいと思います。これからです、まだまだ。はい!

萩谷 メーンでステージに立つのが初めてですごく不安なところもあるんですけど、絶対このステージを終えた後は、自分でも何か新しいものがつかめるんじゃないかなと思っていて。この公演も大切なんですけど、次にこの経験を生かして何ができるかっていうことを考えながらやりたいと思っています。

――皆さんそれぞれ、尊敬する先輩は?

中山 僕の尊敬している先輩はマッチ(近藤真彦)さんです。もちろんお仕事上でもそうなんですけど、一度ドラマで共演させていただいたことがあって、すごく優しくて。僕はそのとき15歳で戸惑っていることもあったんですけど、優しく教えていただいて、マッチさんの背中を見てこれからもやっていきたいなと思った瞬間だったので。人間として尊敬していますね。それからずっと尊敬する先輩はマッチさんです。

マリウス Kis-My-Ft2の藤ヶ谷(太輔)くんなんですけど、どういうところが好きっていうと、マイペース…。

会場 (笑)。

マリウス ちょっとだけマイペースなところがあって、あとはすごい優しいところ。いつもアドバイスとかくれてて。デビュー前にもメールして、「デビューってどういう感じなんですか」って聞いたら、「幸せな、大変だけど楽しい世界だよ」って言われてすごい元気になって、力をもらいました。そういうところも尊敬できる先輩ですね。

――実際にデビューなさったとき、アドバイス通りでしたか?

マリウス もちろん! そのままでした。

ジェシー 最初、尊敬する先輩は誰かと聞かれたときに、仲のいい先輩が尊敬する先輩なのかなと思ってたんですよ。06年の10月に代々木体育館でジャニーズJr.で運動会をしたときに、中丸(雄一)くんが司会で、僕はそのときジャニーズに入りたてで先輩も何も分からずに、中丸くんが寝てるのにもかかわらず「鬼ごっこしよう!」とか言ってて。そしたら遊んでくれたんですね。それで次の雑誌の取材で、「尊敬される先輩は誰?」って聞かれて、”遊んでくれた先輩は中丸くん”っていうのが頭にあったので「中丸くん」って言ってたんですけど、やっぱり尊敬って…。

会場 (笑)。

ジェシー いや、中丸くんもすごい優しい人なんですけど、やっぱり仕事上では剛くんが…。

中山 中丸くん見てたらどうすんねん?

ジェシー 中丸くんも尊敬してます(笑)! 中丸くんは本当、好きですけどね。剛くんは最初にKinKi KidsさんのコンサートをDVDで見たときに、むっとした感じだけど気持ちよく歌っていて怖い人なのかなと思ったんですけど、MCになったら大爆笑したので、ギャップがあって。僕も気持ちよく歌ったあとにMCで面白いこと言えたらいいなと思いまして、剛くんを尊敬しています。

松村 僕は山下智久くんです。これは事務所に入る前に山下くんの出ているドラマを見たときに、オーラに完全に圧倒されてしまって。その後、カッコいい人だなと思って調べていく間に、こんなふうにいろんな表情を出せて、それによって人を幸せにしたり楽しくできたりする人になれたらいいなと思って。事務所に入るきっかけになった先輩なので、憧れ以上の大きな…なんて言うんでしょうか? 尊敬以上の思いがあります。

――実際に会ったときの印象は?

松村 実際に会ったときは少し話をさせていただいたんですけど、自分のJr.だったころの話もしていただいて。短い間でしたけど勉強になることを教えていただいて、すごくありがたかったですね。

真田 僕は「笑っていいとも!」でSMAPさんと共演させてもらっていまして、尊敬する先輩もSMAPさんなんですけど。この間、草なぎ(剛)さんの舞台を見に行かせてもらって、フィナーレで、隣に人がいたにもかかわらず号泣してしまったんですよ。それが恥ずかしかったんですけど、帰るときに「なんだろう、このすっきりした感じ」と思ったら、「これが人に感動を与えることなんだな」って。こうやって感動を与えることができるようになりたいなって、そっちの気持ちに変わったんですね。僕も、いろんな先輩方のように人に感動を与えられる人になれたらいいなと思います。

神宮寺 僕はSMAPの木村拓哉さんを尊敬しています。CM、バラエティー、ドラマを見ているうちにどんどん木村くんが好きになってしまって。僕から見てカリスマ性がすごいある人だなと思っていて。そんな人に、2年前の「SMAP×SMAP」の”ジャニーズJr.100人集合”の企画で、最後になんでも質問していいよって言われたので、僕は入ったばかりだったけど勇気をふりしぼって手を挙げて「木村拓哉さん、ギターを教えてください!」って、意味が分からないことを言ったんです。そしたら収録の終了後に、スタッフさんから「神宮寺、ちょっと来い」って言われて。「俺、何かヤバイことしたのかな」って思って楽屋に行ったら木村さんがいて、ギターを教えてくれて。そこからまた、木村拓哉さんが本当に大好きになって、今でも木村さんLOVEです。ありがとうございました!

岩橋 今年の1月まで帝国劇場で「ジャニーズ・ワールド」という舞台に出させてもらってたんですけど、 そこでA.B.C-Zさんに教わったことがあって。僕、舞台が初めてだったんですよ。それで何も分からなかったんですけど、一から舞台の基本だったり、いろんなことを教わって。それで千秋楽に、僕1人でA.B.C-Zさんの楽屋に行って皆さんにあいさつしたんです。「今までありがとうございました」って。で、千秋楽も無事終わって帰り道に、今までに教わったことが頭をよぎって、1人で号泣して帰ったっていう思い出がありまして。そこからずっとA.B.C-Zさんが憧れの先輩です。

萩谷 僕もSMAPの木村拓哉さんを大尊敬していて。僕が物心ついたときにはもう木村さんのことがすごい好きになっていて、幼稚園の年中組ぐらいのときに、幼稚園のすべり台の上で、積木を片手に持って「らいおんハート」を熱唱してたんですよ。それぐらいちっちゃいころから好きで、ジャニーズ事務所に入ったきっかけでもあるし。雲の上の存在というか、すごい尊敬しています。DVDでコンサートをずっと見て、動きも全部マネしてたんですよ。

――今回のクリエの自分に、キャッチフレーズを付けるとしたら?

松村 急に難しくなりましたね。

――少し考える時間が必要ですか?

真田 大丈夫です!

中山 はい。キャッチフレーズ…本当はあと5時間ぐらい頂きたいところですけど(笑)。キャッチフレーズを付けるとしたらですね、僕はメーンでコンサートをやらせてもらうのが実は初めてなので、“やって来たぞ中山優馬”っていうような。ちょっと、誰ですか今笑ったの!? 文字通り初めてやらせてもらうので、みんなの印象に残るような、僕のやりたいこととお客さまの見たいことが一致すればいいなと思いますし、3日間やらせてもらうので日替わりでいろいろ変えていったりとか、「ジャニーズ銀座」ならではの楽しみじゃないかなと思うので、“やって来たぞ中山優馬”ということで、大々的にお願いします。

――では、できた方から挙手でいきましょうか?

真田 では僕いきます。“長いまつげが特徴的 アルタじゃなくてクリエで踊っちゃうよ 真田佑馬”でお願いします! 若干雑な感じはありますけど(笑)。まつげが長いってところも入れてもらって。主張をしてかないといけないんで。

――次は、神宮寺さんが少し早かったですかね?

神宮寺 0.8秒ぐらい僕の方が早かったんで(笑)。“毎日変わるよ 日替わり定食 神宮寺勇太”でお願いします。お客さんが近いということで、この曲はお客さんの反応薄かったなと思ったら、本当に毎日変えていって、臨機応変に対応できたらいいなと思っているので。日替わり定食でお願いします。

松村 “みんながライバル Live House”ですかね。同じコンサートをつくるジェシーですけど、もちろんライバルであって、同じグループってことでもないんで、どっちが自分に合った個性をどこまで出して、誰に評価されるのかが重要かなと思って。同じ曲中でも、ジェシーにはジェシーにしかない、僕には僕にしかない魅力を出して、ぶつかり合っているのが見えないようなライバル意識を常に持って、できたらなと思います。

萩谷 “ジャニーズ銀座 俺がナンバーワン”っていうキャッチフレーズにしました。このクリエではいろんな人たちがいろんな公演をやるんですけど、北斗くんが言ったとおり、みんながライバルなんですよ。その中で一番目立てるかっていうのが。一番目立ちたいです、僕。頑張ります。ナンバーワンで。

マリウス “みんなフレッシュ しマリウス!”

会場 (笑)。

真田 よくやったよ、よくやった!

マリウス マリウスを見て、みんなフレッシュになってほしいです。みんな元気に、自由にコンサートを見てほしいですね。

岩橋 ”みんな、岩橋~?”

会場 …。

岩橋 すいません。本当だったら(客席から)”げんき~!”ってくるんですけど。それがキャッチフレーズですね。

――もう1回やってみます?

岩橋 すいません。岩橋~?

マリウス げんき!?

岩橋 元気いっぱいにいきたいので、元気いっぱいなキャッチフレーズにしたかったです。

――もう1回やってみましょうか?

岩橋 みんな、岩橋??

会場 げんき!

岩橋 ありがとうございます(笑)。

ジェシー 僕は“ジェシー、前に進め!”ということでやっていきます。やったことはもう元に戻せないので、自分でどんどん前に進んで、羽ばたいて。自分を信じてやっていきたいと思います。

 

(囲み取材)

――まず、メーンでやると聞いたときはどうでしたか?

中山 初めてやらせてもらうので、もちろん楽しみな部分もあったんですけど、ゼロから、全てを自分たち考えなさいって言われたときは、楽しさが一転、不安とプレッシャーが入り交じってきたんですけど。でもやっぱりみんな同じ舞台で、同じセットで、同じ位置からスタートするので、みなぎってる部分もあると思いますし、全員がよき味方でよきライバルだと思うので、楽しみな部分が多いです。

――今回の話はいつごろ聞きましたか?

中山 僕は、「ジャニーズ・ワールドの感謝祭」の東京ドームの初日に、出ていなかったんで客席で見てたら、ステージでクリエをやるっていうのを発表してて。ちょうどジャニーさんがいたんで「僕もやりたい」って言ったら、「出ちゃいなよ」って言われて。そのまま僕も「やります」って言って、今ここにいますね。

――では自己申告だったんですね。やりたいこともいっぱい見えてきていますか?

中山 もちろんそうですね。やりたくてうずうずしてましたから。あっためてきたものをドンと。

――先ほど「笑いを」とおっしゃっていましたが、一人でボケ、ツッコミもやりますか?

中山 大阪から出てきたので笑いもやりたいって(会見では)言わしてもらって長々としゃべったんですけども、まあ一つの笑いもとれず…。

会場 (笑)。

――ハハハ! いま取れましたね。

中山 やっと1個目頂きました(笑)。ステージでは頑張りたいと思います。

――笑いのライバルは、マリウスくん?

中山 そうですね、マリウスはすごいですから…。

マリウス 僕、別に面白いことを…言わ…言うんですか?

会場 (笑)。

マリウス そう思って言ってるわけではないです。

中山 それがスゴイ。それがマリウスの魅力ですから。

――ジェシーくんも、笑いの方も?

ジェシー そうですね、僕はモノマネですかね。”モノマネ意外とできるんだ”ってところを。

――例えば誰ですか?

ジェシー 尊敬している剛さんもですけど、徳永英明さんとか福山雅治さんとか。

――触りだけちょっと…。

(徳永英明「壊れかけのRadio」と福山雅治「桜坂」の歌モノマネを1フレーズずつ披露)

――似てる!

真田 似てますね!

ジェシー コロッケさんを見て…。

真田 えっ!? 本人から学んだんじゃないの?

ジェシー コロッケさんを見て、本人を見て、いろいろ研究してるんですよ。

――ジャニーズの方ですよね!?

ジェシー はい、”ジャニーズの方”です。

――他に、これは誰にも負けないという特技がある人は?

真田 今回の公演はお客さんとの距離が近いので、僕は「いいとも!」に出させてもらっているので、お客さんが気軽に話し掛けられるような人物像で、やります。

――人物像ですか?

真田 人物像…っていうか人物です!

――お客さんとの接触は僕が一番だと。

真田 そうですね。まだちゃんと決めてないですけど、もしかしたら僕が客席に下りて話を聞きにいくかもしれないみたいな。

――そうするとお触りもあるかも?

真田 それは…そのときに来てもらわないと分からないですね!

マリウス 僕はこの中で最年少で13歳ですけど、いろいろ頑張って、子どももこういうことできるんだよって思わせたいです。バク転とかじゃなくて、演技と、あとピアノとか。昔やってたんで、やりたいですね。で、優馬くんがね、隣で踊って、そういう感じの…。

中山  俺、(マリウスの公演に)出ていいの!?

会場 (笑)。

中山 一つ仕事、決まりました(笑)!

マリウス どうしましょう? もしかしたらあるかもしれないです。そこは楽しみに。

中山 でも今回の公演は全てきっちり決めるわけじゃなくて、ほとんどアドリブというか、自分たちで考えて反応が悪かったら日替わりで変えていってというのも可能なぐらい作り込まないというか、いい意味で隙をつくってという公演なので。台本通りじゃない、毎日何が起こるか分からないのが楽しみの一つだと思うので。ここにいるメンバーも何をするのか本当に知らないですし。

――北斗くんは何を?

松村 えっと……あれ? さっきのジェシーとかマリウスが濃すぎて忘れちゃった…。質問、何でしたっけ? あ、個性は、そうですね、僕は曲中、踊りを決めたりせずに自由にパフォーマンスすることが多くて、そういうところをさらにうまくできたらいいかなと。

――即興で踊ったりとか?

松村 即興で踊ったりとか…します? しましょう! でもそれこそマイペースとか自由って言われるんで、今回も自由にやっていいよっていう言葉がうれしくて、自由な俺にはピッタリだなと。

――ジェシーくんとモノマネ対決は?

松村 モノマネ対決!?

ジェシー それは俺が勝ちますよ。

松村 モノマネはちょっと持ってないです。でもなんか、面白いこととか楽しいことをやれたらいいなと。さっきもちょっとパッと思い付いたことをジェシーには伝えたので。皆さんが僕らの活動を見てくれれば分かるっていうことをやろうかなって。今までのステージとかドラマとかを、チェックしてきていただきたいなと。

――メーンというのは気分的に違いますか?

岩橋 そうですね。やっぱりいろんなプレッシャーが掛かってくるんで、そのプレッシャーをどうチャンスにつなげていくか、不安ですけど頑張りたいと思います。

――この中でこの人だけには負けたくないという人は?

神宮寺 この中で? 僕はジェシーくんと北斗くんには絶対負けたくないです。

ジェシー なんで?

神宮寺 いやあの、僕の持ち前である面白さを取られちゃいそうなんで。

真田 それ以外は面白くないってことですか?

神宮寺 いや、面白いですよ! でも初めてメーンでやらせていただくんで、面白いこととかを言わないと、ファンが帰っちゃうかなって不安が。

マリウス でも、神ちゃんはデキると思いますよ。

神宮寺 ありがとう!

マリウス カッコいいし、セクシー。だからSexy Boyzと呼ばれていると思うんで。

一同 ハハハ(笑)。

マリウス あ、それは当たり前なことなんですけど。絶対できると思う。

神宮寺 ありがとう。

マリウス 去年の夏の「SUMMARY」のときもすごいクールでマイペースな感じだったんで、だから…負けないでっ!!

――”神ちゃん”としては面白い方を狙っていくということですか?

神宮寺 はい。”コメディー&セクシー”っていう形で。今思い付いたんですけど、それでいこうかなと思います。

――”コメディー&セクシー”はどんなポーズになりますか?

神宮寺 セクシーはこういう感じなんですけど(と手を首元に当てるポーズを)。ここでももう面白いじゃないですか。僕がやることによって、ちょっと面白い感じに。

松村 どっちかっていうとバカにされてるよ?

神宮寺 されてます?

マリウス ちょっと今、不安になってきました…(笑)。

萩谷 僕は今まで踊りをメーンでやってたので、歌にも挑戦してみたいなと思ってるんです。カラオケに1人で行って、ちょっと練習しようかなって思ってます。

ジェシー 1人カラオケはいい! 俺もよくやります。誰もいないんで、気持ちよく終わって、気持ちよく帰って、風呂入って寝る!

――先輩たちの歌を歌うこともあると思いますが、好きな曲は?

真田 僕はSMAPさんの「SHAKE」ですね。やっぱり聞いていて楽しい曲をファンの皆さんと一緒にやろうかなというのを一番考えていたんで。もしかしたらやる…かも、ですね。

マリウス 「世界に一つだけの花」が好き。ドイツにいたころよく歌ってました。でも今の「Battery」? SMAPさんの新曲の…。

真田 発音いいですよね。

マリウス (カッコ良く)「Battery」。

――歌っちゃうかも?

マリウス 難しいですよね、でもそういう雰囲気で頑張りたいです。

中山 僕は先輩の歌も歌わしていただきたいんですけど、NYCというグループでCDも出させてもらっていて、NYCでのコンサートというのがまだ実現できていないので。そこで今回は1人でやらせてもらうんで、皆さんに披露してないNYCの曲も交ぜてやっていきたいと思います。

ジェシー 僕はもちろんKinKi Kidsさんです。全部好きなんですけど、「僕が生まれた日」…「僕の生まれた日」?とか。全部いい曲で! メロディーもまた気持ちよく歌っていけるんで。「変わったかたちの石」も、全部いいです。皆さんで聞きましょう!

松村 僕は、山下智久くんの「ゴメンネ ジュリエット」っていう曲があって。それを、コンサートを見に行ったことがあってカッコよかったので、今回もやれるところがあればやってみようかな…それともやらないかな? 迷っている状態ですね。

――では、最後に優馬さん、意気込みを。

中山 こうして与えられた場なので一つ一つが勉強です。今回は特に、全て自分たち発信の公演になると思うのですべて勉強になると思いますし、またこの公演がよかったら次につながると思いますし。みんな、ライバルとしてよき仲間として「ジャニーズ銀座」を盛り上げて、個々の公演でも個性をいっぱい出したいいものにしたいなと。お客さまも気軽に来られて気軽に見られるというのが、今回の良さだったりすると思うので、一生懸命3カ月間頑張りたいと思います。

 

 公演は東京・シアタークリエで、4月28日から6月2日まで。

 

 

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